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【裏窓から 巻頭】

2017年5月18日 (木曜日)

孫の離乳食メニューを大人用にちょいとアレンジ

■ 巻頭言

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大型連休が過ぎて、お菓子の博覧会も大勢の人に来てもらって終了しました。

みなさんはお出かけになったでしょうか。

 

長い休みが終わって五月中旬に突入すると、いよいよ夏の暑さがやって来る時期を迎えます。

 

俳句 e船団 ねんてん今日の一句でこんな句を見つけました。

 

 おじさんはこれでいいのだ冷ややっこ 宇都宮さとる

 

ちょうどその日の夕飯でお豆腐が食卓にあったのをみて、妙に嬉しかったです。

夏はそれほど好きではありませんが、冷ややっことかビールは大好きです。

 

さてさて、どんな夏になるのでしょうか。

 

 

■ あとがき

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

巻頭でビールのことを書きながら、以前にもビールネタを書いたので、

 

あいつ、また、ビールのこと書いとるやんか、と思われたかもしれません。

 

でも、約1年以上続いているウォーキングのおかげで体重が5キロ以上も減っていまして、ビールはちょっと怖い飲み物にも見えてくることがあります。

 

食生活が少し変化したのも理由かも知れません。

 

……というのは、孫の離乳食メニューを大人用にちょいとアレンジしたおかずを食べることが少し増えました。

 

離乳食というのは、短時間で簡単に作れて、栄養バランスも考えられていて、レシピ本を見ても料理好きの父さんをとても刺激する内容が盛りだくさんです。

 

そんな折、偶然に、働きながら子育てに奮闘するパパとママの日常をテーマに公募した川柳「オリックス働くパパママ川柳」の第1回受賞作品を見ていたら、

佳作のなかに

 

 おべんとうなぜか僕まで離乳食   (コトノシン・31歳・女性/三重県)

 

というのを見つけました。

 

作者が三重県の人だったので無理矢理ここで紹介してしまいますが、いかがでしょうか、健康志向の方には離乳食のレシピをお薦めします。

結構、ビールに合うモノも多いです。


M's Zoom

 

 

ハンバーグ

 

 

12日 悠人のお夕飯

 

 

11日 悠人のお夕飯

2014年3月18日 (火曜日)

あしたを生みだす ─ 裏窓・号外

 

 

■■ 巻頭言

 

春の足音が聞こえ始めるとあっという間に野山が華やかになり街行く人の装いも少しずつ変化してきます。オフィス街に溢れる人たちも颯爽としていて春らしさを感じる毎日です。少しばかりの寒の戻りがあっても、新学期には花が満開になるように植物たちは準備を着々と進めていますし、新学期や新年度をこの時期に決めた昔の人はエライなあと思えてきます。

 

そんなふうに花の咲く来月、いよいよ三重県総合博物館(MieMu:みえむ)が開館します。首を長くしてお待ちの方々もさぞかし多いことと思います。津駅から偕楽公園に寄り道をしてツツジを楽しんだ後、美術館を経て博物館までとゆっくり歩いてみるのもいいかもしれません。いつかこの道が、四季の花に埋もれるフラワープロムナードのようになってくれるといいなあと夢見ています。

 

博物学という分野は、子どものころから意外と身近にあったのではないでしょうか。家の本棚にずらりと並んだ百科事典などに植物や動物の図鑑があって、子どものころは絵本代わりにこの図鑑を眺めたりして過ごしました。大人になったら昆虫学者になるんだと夢を持つ友だちがいて、夏休みには一緒に昆虫採集や近所の河原へ化石や鏃(やじり)を採りに出かけたりした思い出などありませんか。

 

そういう思い出を結集させてくれたのが博物館なのだろうと私はイメージしています。高校の教科書で今西錦司先生の大興安嶺探検という著書を知り、探検家になりたいと夢に見たこともありました。

 

博物館といえば、京都大学総合博物館(京都市)や国立民族学博物館(吹田市)がまっさきに浮かびます。MieMuもこれらに負けない魅力的な博物館になって欲しいです。そのためには、利用する人たちも本当の博物学の面白さを、知識だけでなく体感して熟成させていかなくてはならないと感じます。

 

興味深い企画があがっているようです。MieMuに見学にお越しになるみなさんと私たち環境生活部のスタッフが一体となって、あっと驚くイベントや展示を見たり体感できると、三重県がもっとおもしろくなってくると思います。

 

■■  あとがき

 

 

 

明日を生み出す力。子どものころの生き生きした自分に戻ることからスタートしたいと私は考えています。

 

 

 

博物館のことを書くことで、博物学とは何だろうということを考える機会ができました。それを探っていくと、子どものころには何にでも「わくわく・ドキドキ」な気持ちで踏み込んでいって、知らないことがあっても「知ること」へ変えてゆく原動力としていたことを思い出します。

 

このごろは、どこかに出かけて何かをするにも、あらゆる面で準備万端になっています。やはり、好奇心を刺激してものごとを探求するには、少し未完成である方がいいでしょう。未熟で未完成なものを散りばめることで、多くの人々を惹きつけて欲しいです。

 

私たちがふだんから接している環境学だって博物学と仲間の体系で、たぶん同じステージで未来を見つめているのでしょう。だったら、環境創造活動をするたくさんの人たちもMieMuに集い、もっと手を取り合って一丸となって進んでいけるといいですね。

 

 

 

そうすると、MieMuの「明日を生み出す力」が築き上げる未来は、きっと楽しくておもしろいものになって行くのだろうな、と思います。

 

2012年2月18日 (土曜日)

春を待つ 2月号

●● 巻頭言

 

 一雨ごとに春が近づいてくるのがわかります。冷たい雨の日もあれば柔らかい陽射しの日もあって、どこかで春が生まれている感触を味わう日々が過ぎます。

 

 外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀女

 

 夜は夜で、木星や火星が明るく輝いてくれて、空を見あげる人たちを釘付けにしてくれます。中村汀女が詠んだこの句は立春のころの丸い月を見あげてのことでしょうか。

 

 春を待つ人がたくさんいます。受験、健康、家族などなど、みなさんはどのような春をお待ちでしょうか。

 

●● あとがき

 

 電気自動車が面白い。電気供給スタンドがガソリンスタンドに代わってしまうまでにはかなりの時間がかかりましょうが、都会では月々3千円ほどの会員価格で充電し放題というところがあるそうです。

 

 しばらくの間は、電気自動車はセカンドカーとなるかもしれません。しかし、ガソリンよりも電気の方が安いことが広く知れ渡るようになれば、郊外型のショッピングセンターで充電中にお買い物をしたり、家のガレージに車を入れて夜に充電、朝は満タンで出勤という日も近いと思います。

 

 太陽電池や風力を利用した発電施設が増えてくれば、電気を起こす技術も一緒に進化することになります。自然エネルギーのコンパクトな発電施設がたくさんできれば、暮らしの中の自動車のステータスなどが大きく変化をし始めるのでしょう。

2011年11月16日 (水曜日)

枯れ色にうつろう

■── 巻頭言

 

枯れ色の大豆畑を通勤列車の中からぼんやりと眺めつつ、いつの間にか終わってしまった夏や足早に過ぎ去った秋を振り返り、やがてくる時雨まじりの凩が吹く冬のことを考えていました。駅前のショッピングセンターにはすでにクリスマスツリーが飾られ、冬を迎える準備は万端のようです。

 

コタツを出してこなくては、そろそろ寒いなと感じるようになりました。コタツでマフラーを編もうと思っている方も、ぼちぼちと気合を入れてスパートをかけて下さいね。

 

節電対策も頑張らねば…ということで、みなさまのご家庭でも省エネに力を注がれると思います。ちょっとした工夫をすれば、節約をしながら温かい冬を過ごせます。たとえば、断熱材を上手に使うと効果が出ます。ひとつだけ身近なものを紹介しますと、お風呂の湯舟に発泡スチロールのような板を浮かせるだけでお湯が冷めませんので、ぜひ、お試しください。

 

11月下旬を過ぎるとぐんぐんと寒くなってきます、どうぞ、十分な準備をして師走をお迎えくださいますように。

 

■── あとがき

 

いよいよコタツの季節になりました。うたた寝をするのが大好きです。

 

そのコタツも子供のころは正真正銘の「やぐら炬燵」で、お風呂や竈で焚いた炭を「やぐら」の中に入れて使っていました。布団の中に潜り込むと煙たかったのを覚えています。

 

この頃、ファンヒーターに代わって赤外線反射式の石油ストーブがちょっと注目を浴びているようです。やかんを載せておけばお湯が沸きますので、部屋の湿気を保てます。さらに、沸かしたお湯でお茶も飲め、お湯が残れば湯たんぽに使えるからでしょうか。

 

おまけに焼き芋ができます。お芋を焼く温度は80度くらいが一番美味しく出来上がります。焼けてゆくときにできる旨み成分は、ちょうどこの温度条件でほどよく生成され、電子レンジですと高温(200度ほど)になってしまうため、お芋は柔らかくほぐれるだけで美味しさが引き出せないのだそうです。ストーブをこれから買おうというみなさんは参考になりますね。

2011年2月11日 (金曜日)

遥かむかし ─ 2月の初めに考える

(裏窓から)

 

■ 巻頭言

 

初冬に奈良の飛鳥地方を少し散策する機会がありました。思いつきの小さな旅でしたので、駅に降り立ってから案内板を頼りにバスに乗りました。有名な石舞台古墳に着いたころはお昼時で、ちょうど広場の前にあった「農場レストラン」で古代米のカレーを食べました。初めて食べる古代米の味は黒くて硬い(コワい)感触で、まるで玄米のようでした。古代人たちはこんな味を日常としていたのか、と思いながら食べて、そのあと高松塚古墳跡に向かいました。

 

永年京都に居た私には、飛鳥地方に来るとまた違った独特の時流を感じることがあります。橘寺と川原寺に挟まれた芝生広場に佇むと、聖徳太子の馬蹄の音が聞こえてくるようです。

 

はたと思考が止まります。この時代の人々には、地球とか環境、汚染という言葉が存在しなかったのではないか。もしかしたらゴミという言葉もなかったかもしれない…などと思いました。

 

折りしも年が明けてから、桜井市の纒向遺跡で大量の動植物の骨や種が出土しました。環境考古学の分野から見てもドキドキです。

 

出土品には、モモの種、猪や鹿、鴨、鯛や鯖、鯵などの骨があるといいます。上古の人々の祭祀や食事に思いを馳せ、現代人の幸せや豊かさを見直してみると、私たちが次の世紀へと伝え遺すべきものとは何か、を考える良い機会になります。

 

 

 

■ 後記

 

三重県環境学習情報センターが募集した「かんきょう川柳」の発表がもうすぐあると思います。川柳や俳句、短歌など、いろいろなところで募集がありますが、これらの入選を見ていつも驚かされるのは子どもたちの視線です。それは畏れ多くも大人への気づきの警鐘でもあるのかもしれません。第3回佛教大学小学生俳句大賞の高学年最優秀作品も素晴らしかったです。

 

 家族の足安心してるほりごたつ  谷矢奈美(世羅町立せらにし小学校)

 

子どものころは、居間の真ん中に掘りごたつがありました。台所でおこした炭を堀こたつに運んで布団の中に入れます。この句を読んで、顔を突っ込むと煙たかった子どものころを思い出しました。

 

おそらく人類誕生の初期に火というものが発見され、ヒトは様々な形で暮らしの中に火を取り入れてきました。掘りごたつはいつの時代に人間の住居の中に作られたのか、門外漢の私にはまったく想像もつかないことで、火を使う「こたつ」というモノは、巻頭でも触れた上古以前の生活にはまだ登場していなかったかもしれません。

 

何れにしても、火は、どんな時代においても環境と融け合って様々な形となり温もりを与え続けてきました。

 

余談ですが、燃え続ける火を見ているのは大人になっても結構楽しいもので、知人が新築した家の居間には大きなマキの暖炉があります。一日中火を絶やさないのが上手に使いこなすコツのようで、大人でも簡単に持てないほどの大きな木の切株が庭にゴロゴロしています。

 

オール電化の時代になってゆけば、火はどうなるのでしょうか……。

 

2010年12月10日 (金曜日)

十二月の巻頭言

【巻頭言】

 

 この季節になりますと、強く冷たい風に晒されて伊勢沢庵がはさ掛けされている景色を見かけることがあります。その姿は、凩に立ち向かうかのようで勇壮にさえ見えてきます。

 岩田涼菟の代表的な作品に

 

凩の一日吹いて居りにけり

 

という句があります。

 

 また、山口誓子も木枯らしを詠んだ句があり

 

海に出て木枯らし帰るところなし

 

が有名です。

 伊勢平野に暮らす人々であるからこそ、寒風の厳しさがよくわかるだろうと思います。

 師走を迎えましたが、本格的な冬はこれからです。環境のことも考えつつ、生活に工夫をして、冬を楽しく暖かくお過ごしください。

 

 

【あとがき】

 

CO2削減のために、暖房器具を上手に使って効率良く暖房しましょう、といろんなところで様々な工夫が紹介されています。皆さんは、どんなことを実践されているのでしょうか。

意外と見逃しがちなのは、暖房便座と温水シャワー、キッチンでは電気ポット。スイッチをオフすると途端に不便ですが、少し我慢が必要かもしれません。

効果を考えればこの程度の我慢を、1人がひとつくらいしなきゃいけないんじゃないか、って思うことがあります。ちょっと、豊かで便利な暮らしにどっぷり浸かり過ぎな気もするのです。

暉峻淑子著「豊かさとは何か」(岩波新書)を読み返してみてそう思います。

2010年10月 9日 (土曜日)

胡麻の花

 泣き虫のまた泣かされて胡麻の花
 (高倉和子)

 

 坪内稔典さんがご自身のHP、今日の一句(10月7日)で「悲しいにつけうれしいにつけすぐ泣く人が、またまた何かで泣いている。その近くで胡麻の花が揺れている。のどかな農村の立ち話を想像する場面だ。」と書いてます。

 

 近ごろは農家の畑でもゴマの栽培を見かけることが少なくなりました。子どものころには秋の収穫が片付いたころに、いつも、小春日の縁側でゴマの鞘を木槌で叩いたのを覚えています。

 

 旬のモノがお店から影を潜めていってもう幾年も過ぎるものの、今年もサンマが魚屋の店先に並ぶ季節になって、心が密かに喜んでいます。秋とはそういう季節だという方々も多かろうと思います。

 

*

 

春山淡冶にして笑うが如く、夏山蒼翠として滴たるが如し、秋山明浄にして粧うが如く、冬山惨淡として睡るが如し。

 

ついこの前に「山笑う」と書いたばかりなのに、もう「山粧う」季節になってしまいました。

 

秋は何をしても楽しいです。イベントも盛りだくさんですから、身体を動かしても、食べても、芸術に目を向けてもいいですね。

2010年9月10日 (金曜日)

白露も過ぎて

白露、ということで少し昔を回想したら、なんだか苦々しい思い出の作文が出てきた。

 

あらし去り白露がきゅんとすまし顔 ねこ作

 

先日から、書きかけていた残暑見舞いを兼ねた巻頭言の下書きを貼っておこう。(改訂のことあり)

 

---

 

残暑お見舞い申し上げます。

今年の夏は記録的な暑さということもあり、ビールなどの「のどごし」を刺激する飲みものがたくさん売れたそうです。

武田泰淳の奥さんの武田百合子著「富士日記」(中央公論新社)を読むと、泰淳はいつもビールを飲んでいます。

「かんビールをポンとぬいて…」と泰淳がねだる様子が昭和51年9月の日記にも書かれ、この月を最後に日記は終わり、泰淳は10月5日に胃がんと肝臓がんで逝ってしまいます。

富士日記には、家計簿的な日常も書かれていて、昭和39年ころから泰淳が亡くなる昭和51年までの様子や、そのころの人々の暮らしが随所に出てきます。

昭和39年のころは大卒初任給が2万円あまりの時代でした。武田泰淳ほどの人物でありながら、メザシであるとかもやしのあえ物などという非常に質素な暮らしをしていることも伺えます。

およそ10倍になった現代、豊かさとその満足度を環境的な視点で振り返るだけでも面白く読めます。

 

(断筆)

2010年6月17日 (木曜日)

6月号 祝・梅雨入り

□■巻頭言

 

 例年より2,3日遅くなりましたが、無事に梅雨入りとなりました。

 

 雨降りを決して喜んでいるわけではありませんが、何事もほどほどに自然の恵みを受けなければ、またいつか昔にあったように水不足になって、日本中が枯れてしまっても困ります。ですから、足元を濡らしながら傘を差して坂道を登ってくるのは嫌ですけど、梅雨はそれほど嫌いではないです。

 

 雨が続く鬱陶しい日が続いても、気分を変えれば充分に楽しめます。先日、多気町(旧勢和村)の丹生大師の里の近くのメダカ池へアジサイを見に出かけてみました。時期が少し早かったため、満開にはなっていなかったのですが、降り続く雨のおかげで森の奥から流れ落ちてくるせせらぎは元気よく流れていました。

 

 綺麗な水がさらさらと流れているのを見ても、昔はそれほど珍しくもなかったし嬉しくもなかったのに、このごろはアラ!とちょっと驚きます。蛍も飛ぶかな、とか想像したりするようになりました。

 

 一の橋二の橋ほたるふぶきけり 黒田杏子

 

 吹雪くように蛍が乱舞する光景は今や非常に珍しいものとなってしまいました。「家の座敷の中まで飛んで来て蚊帳にとまっていたものだ」と子どものころを思い出しながら母がよく口にしています。

 

 宮本輝さんの小説に「蛍川」というのがあります。浴衣の裾を夜露に濡らしながら蛍を追う情景がテーマと相まってとても感動的な作品ですが、現代の蛍狩りはもっと商品化されたもののような気がします。「環境」そのものが経済社会のなかで商品化されている時代なのかもしれません。

 

 

□■編集後記

 

 先日、我が家のある空間に放置されていたプラスチックのごみを分別する作業をしました。自堕落な家庭なのでプラスチックのごみは散々な状態で放置されていました。まず、「白いトレー」と「その他のプラスチック」に分類しました。その他の「プラ」は地区の回収日に袋に入れて出しますが、あまりの多さに腰が抜けそうになるほど驚き、この際、細かく切断破砕しようと思い立ちました。

 

 切断破砕作業をやりながら面白いことがわかってきました。我が家の「プラ」の殆どは、ハンバーグやお弁当などの惣菜を入れているポリエチレン(透明のもの)で、この材質は非常に柔らかいもので非常に切断しやすいが、パッケージの強度を上げるために容器の周囲(ふたと本体のあわせ部分)に折り返し処理や二重化処理がしてあるため捻じ曲げるとか折り曲げるには硬いことに気がつきました。企業の容器設計者のみなさんの苦労を想像しながら、この強化部分を工夫してあらかじめ細く切り取ってしまうと容器の切断が捗ることもわかりました。

 

 もちろん、それ以上に、我が家(あるいは社会には)このような容器がメチャメチャたくさん使われていて、何を買っても容器に入れられて渡されるのだということを再認識しました。

 

 容器の切断破砕を定期的にするのは嫌です。切断機械(シュレッダー)を開発するのが賢いのか、容器が我が家に来ないように工夫するのが賢いのか。人類が繰り返してきた過ちの歴史を振り返るならば難しくないようにも思えたのですが、身近な人と話すとそうでもなさそうです。

2010年5月19日 (水曜日)

「山笑う」から「山滴る」へ (あとがき)

(あとがき)

 

巻頭でホトトギスのことを書いたので、佐佐木信綱の歌を思い出された方々もおありかと思います。懐かしさに思わず口ずさんだ人もあるのではないでしょうか。少し挙げておきます。お楽しみください。

 

♪卯の花の匂う垣根に
 時鳥早も来鳴きて
 忍音もらす夏は来ぬ
♪さみだれのそそぐ山田に
 早乙女が裳裾ぬらして
 玉苗植うる夏は来ぬ
♪橘の薫るのきばの
 窓近く蛍飛びかい
 おこたり諌むる夏は来ぬ  (以下略)

 

さて、もうすぐ夏が来ますね。我が家は、去年の夏に寝室用エアコンが動かないまま(家族の反発もありながら)耐えたわけですが、今年もエアコン無しにチャレンジしてみようかなと思っています。その理由は、無くても暮らせるような気がしてきたからです。

 

電気製品など新しいものに買い換えるほうが環境にも優しいということらしいですが「もったいない」という気持ちを優先することにしました。電気かみそり(髭剃り)は、20年ほど前に出勤途中のサラリーマンにインタビューしながら「ほらこんなに剃り残しが」と宣伝していたあのメーカーのものを今でも使っていますし、テレビも結婚当時に買ったものを(25年以上過ぎますが映るので)使っています。

 

地デジ?の時代になったらテレビはやめようかなとか考えていますけど、家族には内緒にしています。(エアコンどころの反発では済みそうにありませんから)「夏は来ぬ」を口ずさみながらそんなことを考えておりました。

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