夕暮れが美しすぎて
夕暮れが美しすぎて
悲しさを滲ませて
真っ赤な空がビルを燃やしていた
そんなセンチにどっぷりと
浸っていったところで
二人のドラマは進まない
胸のケータイ探ってみても
打てないメールをためらうばかり
秋めいて
帰り道
駅までの坂道
急ぎ足
遮断機おりて
立ち止まる
今朝の占いをひょっこりと思い出してみては
そんな幸せどこにもなかったのにと苦笑い
あれがドラマの幕切れで
新しいドラマの始まりだった
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