一子相伝 ─ 元旦篇
ブログをだらだらと書いてきて2500篇ほども溜まってきたので整理をしたいと考え始めたのが年末のある日のことだった。
でも触れたように何かを残したいとか伝えたいという気持ちが日増しに強まってくる。
一子相伝。
そう書いてみたが実体が見えてこない。
❏
ムスメが角煮の写真を送ってくれた。私が自己流のレシピを送り届けたのを参考にして最初から最後まで自力で初挑戦したものだ。
1回前は私が作ってタッパーに入れて家に持って行った。それをお皿に移し替えて旦那さんにはどうぞと言って飯台に並べたと思う。結構好評だったようで、また食べたいとリクエストが出たらしく、愈々チャレンジをすることになった。
料理はどうやら好きらしい。家族を褒めても笑われるが、あれこれと工夫をして探求してみようというような気概があるみたいだ。旦那さんが喜んで食べてくれるという勢いも背中を押しているのかもしれない。
祖父、父、私とそういう精神が潜在的に流れていて人それぞれに表出する形は違うものの、底流を滾々と流れるものが息づいているのを感じる一瞬だ。
文学部だったのだがちょっと理系っぽくて、三代続いた理系色が僅かに残っているみたいで、嬉しいのである。
何事においてもそういう気持ちで取り組んでくれるといいのだがと思っている。
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