心に鬼を棲まわせる ─ 節分はチョコを食べて・立春篇
▼鬼は外 得体の知れないキミを呼ぶ
節分の夜に帰りの駅で鯛焼き(おめで鯛焼き本舗)を買って帰った。
ムスメさんはいつもと同じように残業で、二人で先にお夕飯を食べた。
豆も買ってあったのでストーブで煎って食べた。
子どものころは式台のところで真剣勝負の豆まきをしたものだ。
鬼なんてものは得体のしれないものじゃないのだ、と常々思っている。
おとやんと暮らした子どものころは、世界で一番優しかったであろう父(おとやん)のことを鬼の化身などと考えたこともなかった。
逝って、姿を消してしまってからは、「心に鬼を棲まわせる」と言葉にしてはおとやんを思い出す。
▼神様は春の支度で留守がちで
結婚式のあれやこれやで忙しい。
わたしは何もしないで晩酌をしながらメソメソするツマを慰めているだけである。
▼立春に残った豆を二人で食う
今月から二人で暮らす生活に戻る。
ただそれだけで変わりなし。
そう考えているのだが、どうなるのだろうか。
▼雪まじりの予報を聞きながら寝る
4日(立春)の夜には、雪予報のニュースがひっきりなしに流れた。
5日の朝は春間近を思わせるような雨降りで、それも午前中にあがってしまったみたいだ。
温かい寒の明けです。
▼水たまり雨空映して寒の明け
朝の快速に乗るときにこんなメモを残している。
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