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2013年8月21日 (水曜日)

前略草々 はじめます

稲刈りのあと

 

稲刈りが始まったのを見つけたのが、8月19日の仕事の帰り。

 

汽車から降りて駅を抜けだしたところの田んぼがすっかり刈り取られていてちょっとびっくりした。たくさんのカラスが落ち穂を拾い回している。

 

高温注意報が発令される日が続く。しかし、毎朝、日の出前の空気は少し落ち着いてきて、真夏に信州で朝を迎えたときのように冷やっとしたものを感じる。単純なもので、それだけで嬉しい。暑い夏とはそろそろ「さようなら」だ。

 

長い間書いてきた「塵埃秘帖」をこの夏で終わりにして、「前略草々」というふうに付け直して、これからもまた書こうかと思う。

 

深い意味は全くない。変化球を投げ続けたので直球で勝負をするのか、またその逆か。

 

むかし、週に1回駅前で路上でライブをやっている若者のことを書いたことがあったかもしれない。歌やギターは上手で人気もあるようだから大いに結構なんだが、毎週歌うのだから進歩というより進化をしなくてはならない。これは生き物に与えられた大きな使命であり、生き続ける条件なのだ。

 

で、その若者は、進化しているのか。そういうことを考える。もしも進化していないなら、決断をして別の道を考察しなければならない。進化していれば、新しい道を探って飛び立つ準備をしなくてはならないだろう。いつまでもそこで歌っていてはいけないのだ。

 

わたしがバイクをひとまず置いて(乗るのをやめて)、他のことを始めようと考えたのもこの辺りの考えが原点だ。

 

わたしの「おとう」はたった67回(※)しか迎えられなかった秋に、どうやってすればおいしいお米を収穫するすることができるかを考え続けた人だった。

 

ふだん、ビールなど滅多に飲まない人が、お米を収穫した晩には飯台にあぐらをかいて美味そうに飲んでいた。わたしは、あんな苦くてまずいものを……と思っていつも見ていた。モノクロの思い出だ。

 

※正確には66回

 

 

 

 

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