未熟から始まった ─ 花も嵐もⅡ その21
かつて、バイク旅に情熱をかけていた時代があった。それでいいのだ。
1983年に東北を訪ねて行ったときの記憶は前回までに紹介した程度のもので、今となっては未熟であり無知であり未完成の標本のようなものであった。
しかし、ひとつの私の旅物語が完成されて(または未完成のままで)終わってゆくときに、その過程にある不完全さにとても意味あるのだし、それがなければ物語には価値が一切ないと言っても過言ではなかろう。
記録に残っているのは、3年後にうちのんとタンデムで行った北海道の旅「北海道1986」である。29歳。娘が生まれる1年前のことだ。
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