春を待つ 2月号
●● 巻頭言
一雨ごとに春が近づいてくるのがわかります。冷たい雨の日もあれば柔らかい陽射しの日もあって、どこかで春が生まれている感触を味わう日々が過ぎます。
外にも出よ触るるばかりに春の月 中村汀女
夜は夜で、木星や火星が明るく輝いてくれて、空を見あげる人たちを釘付けにしてくれます。中村汀女が詠んだこの句は立春のころの丸い月を見あげてのことでしょうか。
春を待つ人がたくさんいます。受験、健康、家族などなど、みなさんはどのような春をお待ちでしょうか。
●● あとがき
電気自動車が面白い。電気供給スタンドがガソリンスタンドに代わってしまうまでにはかなりの時間がかかりましょうが、都会では月々3千円ほどの会員価格で充電し放題というところがあるそうです。
しばらくの間は、電気自動車はセカンドカーとなるかもしれません。しかし、ガソリンよりも電気の方が安いことが広く知れ渡るようになれば、郊外型のショッピングセンターで充電中にお買い物をしたり、家のガレージに車を入れて夜に充電、朝は満タンで出勤という日も近いと思います。
太陽電池や風力を利用した発電施設が増えてくれば、電気を起こす技術も一緒に進化することになります。自然エネルギーのコンパクトな発電施設がたくさんできれば、暮らしの中の自動車のステータスなどが大きく変化をし始めるのでしょう。
« あれこれ ─ 目の衰える話 など | トップページ | 旅の軌跡 1977年北海道 »
「【裏窓から 巻頭】」カテゴリの記事
- かき氷(2017.06.16)
- 孫の離乳食メニューを大人用にちょいとアレンジ(2017.05.18)
- あしたを生みだす ─ 裏窓・号外(2014.03.18)
- 春を待つ 2月号(2012.02.18)
- 木枯らしのゆくところ(2012.01.16)
コメント