朧な月
きのうわたしは恋をした
朧が霞む静かな夜に
そっと内緒の夢を見た
そこで私は恋をした
あなたが夢に現れて
私はあなたに恋をした
嘘つき鬼さん手のなる方へ
森の向こうへ消えてった
好き好き鬼さん私を待って
いいえ、あなたは私の手より
嘘つき悪魔が気障なふり
黒い天使に変身するの
バラの花束睨んで悩む
貴方は私に恋をする
3月7日、ノートの片隅に私はそんなことを書いた。
月が朧な夜は時空が魔法の中だ。
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