生存証明という日記があった
昔、「生存証明」という日記をよく見かけたものだ。
死んでしまえば自分で日記は書けなくなってしまうので、誰にも内緒でブログなどを書いていた場合には、永遠に知られないまま終わってゆく。
だから、生存証明という言葉に大きな意味があるのだろう。
何か、不手際を起こしたり失敗をやらかしたら、それが飲酒運転のようなものなら間違いなく新聞は名前と年齢と職場と役名を報道するのだろう。面白がって。
死んでも報道するかというと、それはない。
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雪が降って
いっそう
春が近くなったと実感する。
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