さようなら出会いも別れも神無月 ─ 十月下旬篇
10月30日の午前中に紀伊半島沖にやってくる台風のおかげでメディアは大騒ぎ。
馬鹿みたいに。
台風が来るそうだといって騒ぐのはいいのが、本当に本心で騒いでいるのだろうか。
騒ぐことで、情報産業に注目が集まったり、占有率(視聴率など)が上がって利益が稼げるので、心とは裏腹に騒いでいるだけではないのだろうか。
確かに
雨はたくさん降りました。
風はそれほどでもないです。
海は荒れています。
ちょうど、先日、ポピュリズムのことを読んだので、余計におバカな人間がおバカな情報に群がってバカ騒ぎをしているように思えて仕方がなかった。
災害などにさらされた地域の方々に対しては不謹慎な発言かもしれませんが、
今の情報メディアが被災者の見方や立場でモノを考えているとは思えないことから考えると、根本的に災害弱者は体制に対して立ち上がらねばならないはずとも思いますが。
さて、
(30日)
雨が降ってつまらんので、歯を磨いてから楽器を吹こうかな。
最近、夜空のトランペットとかを思い出して吹いてみたりしてますが、正確に思い出せないのでめちゃめちゃやけど。
そんなことを書いている。
楽器を吹くのは楽しいけど、何か訳ありのこともある。
(29日)
▼怖いので寝ましょう。ではまた明日
そんなことを書いて日記を閉じている。
台風は来ないと確信を持ちながら、来るかもしれないと書いている二重人格な自分。
味噌おでんを食べたいと思っていた。
名古屋名物。
でも、歴史的にも、思想的にも、名古屋は嫌いだ。
食い物だけは別扱い。
▼キミが好きという直前に暮れる秋
▼暮の秋貴方の手紙焼いてます
わけあって、
こんなことを書いている。
▼暮の秋ちんちん切られる夢を見る
眠れない夜があったのかもしれない。
私には珍しいことです。
何か悩みがあったのか。
切られたちんちんの行方は。
▼猫、飼いたい
これは夢。
(28日)
▼さようなら出会いも別れも神無月
▼温くいお布団の中が一番好きや
▼好きですと、リンゴをかじって言ってみる
なんだか
そういう季節になってきたことを
認めたくないような。
反発心。
何が悔しいかって、
昨日の夜に8時ころラジオをつけたらN響の定期演奏会をやってて、
大方、第5番が終わりかけでした。聴きたかったなあ。
▼雨上がり曇りガラスを拭いて見る
ぼーーとしていたかった。
降りそうで風呂出さない夕暮れ時。
(27日)
▼木枯らしに赤い実揺れて日が暮れる
(26日)
▼お布団の中が一番ええなあ
木枯らし1号やそうです。
夕方の駅のホームは寒かったなあ。
楽器を吹いている。
きょうはいっぱい吹いた。
満足満足。
▼山頭火を読みたい季節やね、ボソッ
▼風が冷たいな、熱燗が恋しい、人恋しい
▼北海道は雪ですか、。私はまだしばらく半袖です。
(24日)
▼中島みゆき
明日も今日も留守なんて
みえすく手口使われるほど
嫌われたならしょうがない
笑ってあばよと気取ってみるさ
泣かないで泣かないであたしの恋心
あの人はあの人はおまえに似合わない
……と中島みゆきの
そればかりをうたっている
私がいる
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