2005年 夏 日記系
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人は、知らず知らずのうちに、心の依り処を求めている。
そこは、場所であったり人であったりイデオロギーであったりすると思いますが、自分たちの母なるものであるのだと私は思っています。
嘘をついたときも、悪さをしたあとも、冒険に出るときも、困難に挑もうとするときも、そこに帰ってくることができる。
どうして勇気が湧くんだろう。
くすぐったいようで、照れくさいようであるものの、本当の自分がそこにいる。
さあ。次のステップへ。
| 2005-08-31 09:09 | 日記系セレクション
麦畑
波打つように広がる麦畑の中に一本の道が続いている。
その途中でひとりのライダーがバイクを止めていたので、私も傍らにバイクを止めて、同じ景色を眺めようとした。
彼女は「ほら、戴いちゃった」と麦の穂をひとつ取ってタンクバックに挟んでいることを打ち明けてくれた。
他に記憶の残る会話などなかったなあ。
大地は、景色と風と静寂で同じ感動をライダーたちに与えつづけている。
きっと今でも。
| 2005-08-31 09:05 | 日記系セレクション
満月
めっちゃ綺麗やな。満月。
用もなく足並み遅し満月や ねこ作
| 2005-08-19 22:24 | 日記系セレクション
フーテンの寅さん
NHK BS でフーテンの寅さんシリーズをやっている。
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25年前に学生だったときにはこのシリーズの映画なんてちっとも面白いと思わなかったし、映像作品としても素晴らしさを感じなかったくせに、今頃になってこの作品にじわ~っと来てる。
恋人のような友だちが葛飾柴又生まれで、この近くに住んでいたのだから、一度くらいは柴又や帝釈天に行っても良かったのに、そのころの私は映画にも柴又にも見向きもしなかった。
あれから、人生いろいろ。
そう、人生いろいろあってやっと味がわかるようになったのですよ。
今頃になって柴又へ行ってみたくなってます。
まったくもって寅さんと同じ性格のような私。
親近感があるのですよ。
| 2005-08-14 15:03 | 日記系セレクション
上弦の月
上弦の月だったっけ 久し振りだね 月みるなんて・・・♪
と、歌ったのは吉田拓郎でした。
小さく欠けた月は太陽の沈むときに一緒に沈みます。近日、大気が不安定だから夕日も赤いのでしょうね。
真っ赤な夕日は、太陽が沈んでしまったあとに、明るさを次第に失いながら赤みを増し続けます。それが暗い紫色のように見えて、空一面に広がり、さらにあとには東の空に燃え移ったかのように「反対夕焼け」になり、闇となって消えてゆきます。
私が職場を出るときには伊勢湾は既に真っ暗で、名古屋市のほうから湾の形に綺麗な街の明かりが見えました。湾の向こうには中部国際空港の滑走路の誘導灯が一直線にひときわ明るい。
忙しかった1日ほど、街は綺麗に輝いているように思えます。
| 2005-08-10 21:05 | 日記系セレクション
くまぜみ
MMさんの日記にコメントを落としてきた。
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暑い昼間にセミの声を聞かされて、頭がかっとなって・・・
夕方にヒグラシ聞いて、物悲しくなっている。
そんなことを繰り返しながら、夏になる。
きょう、暑中見舞いメールを1通出しました。
(こんな短いメール)
お久しぶりです。
昨日あたりからセミが啼き始めましたわ。
そういうわけで、暑中見舞いです。
| 2005-07-13 09:27 | 日記系セレクション
ヤマモモ
昨日、西が丘小学校に用があって行きました。
5年生はプールで歓声をあげています。
グラウンドでは夏休みのうちに済ませなくてはならない工事に、現場の人が汗を流してらっしゃいました。
校庭の片隅にヤマモモの木があります。
いっぱい実を付けて、地面にも落ちて散らばっていた。
夕方、ヒグラシの声をききました。
夏休みが近いのですね。
| 2005-07-13 09:24 | 日記系セレクション
砂浜を駆けて青春ごっこする
◆ 砂浜を駆けて青春ごっこする (ねこ作)
一句書いただけで、他に何も書き添えてない (後日・記)
| 2005-06-24 08:02 | 日記系セレクション
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