雨降りを恨む素振りで傘の下
銀マド【自画像篇】のほうのブログに
雨降りを恨む素振りで傘の下
というのを載せている。2006年6月15日のことだ。
そこで
「銀マド」・・・・ってなんだろう、と思っていらっしゃる人があるかと思います。 ブログや日記で私が書くゴミの雑記(塵埃秘帖)を「銀マド」と呼んできました。正式には「銀のマドラー」ですね。 ウイスキーをかき混ぜる攪拌棒を「マドラー」と言いますが、銀メッキのマドラーだったら「銀のマドラー」です。 なんとも心地よい響きだと思いませんか? 私はウイスキー党ですから、このマドラーで水割りを作るときが幸せです。 カランカランという音が好きです。
そんなことを書いている。 永い間、私は、琥珀色のなかでうねるように彷徨い続ける自分の心を、氷の向こうに見出そうとしてきたのだろう。 口癖のように、海はきらいだ、と呟きながらも、海の何かを愛し続けてきた。 潮が満ち、潮が引く。 太陽が昇り、また沈む. 海と山に囲まれた小さな入り江に辿り着いたとき、今までの自分が嘘つきで、いっぱいの人たちに本心を隠してきたんだなと気づく。 北山修が、海はきらいだ悲しくなる、とうたうけれど、確かに悲しくなるかもしれないけど、いいじゃないか、それで。 そう思う。
「銀マド」・・・・ってなんだろう、と思っていらっしゃる人があるかと思います。 ブログや日記で私が書くゴミの雑記(塵埃秘帖)を「銀マド」と呼んできました。正式には「銀のマドラー」ですね。 ウイスキーをかき混ぜる攪拌棒を「マドラー」と言いますが、銀メッキのマドラーだったら「銀のマドラー」です。 なんとも心地よい響きだと思いませんか? 私はウイスキー党ですから、このマドラーで水割りを作るときが幸せです。 カランカランという音が好きです。
そんなことを書いている。 永い間、私は、琥珀色のなかでうねるように彷徨い続ける自分の心を、氷の向こうに見出そうとしてきたのだろう。 口癖のように、海はきらいだ、と呟きながらも、海の何かを愛し続けてきた。 潮が満ち、潮が引く。 太陽が昇り、また沈む. 海と山に囲まれた小さな入り江に辿り着いたとき、今までの自分が嘘つきで、いっぱいの人たちに本心を隠してきたんだなと気づく。 北山修が、海はきらいだ悲しくなる、とうたうけれど、確かに悲しくなるかもしれないけど、いいじゃないか、それで。 そう思う。
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