蒟蒻を落して跼む年の市 飴山實
冬至を過ぎた或る日、職場であるかたが
「飴山實ってご存知ですか?『柚子風呂に妻をりて音小止みなし』という句を詠んだ人です。私は多くを知らないのですが、この句が好きで・・・・」
と話し掛けてくださいました。
「柚子のお風呂に入って奥さんがちゃぷちゃぷと湯舟に浸かっている様子が手に取るようにわかりまして。メルマガに俳句をよく書いてられるので、俳句が好きかと思って…」
私は、知りませんでしたので家に帰って調べてみると、ズバリ!私好みの俳句が多かったので、嬉しくなりました。
(それより、メルマガを読んでくださっているのが一番嬉しかった)
[飴山實]
南天の花にとびこむ雨やどり
蒟蒻を落して跼む年の市
昨日、実家で、蒟蒻を貰ってきました。丸っこい蒟蒻です。
マグロのトロより美味いぞ、と心の中で思いながら、酒の肴にしました。
いつもより少し早めの小鉢かな ねこ
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