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2006年1月 1日 (日曜日)

年の初めに考える─痛み(2)─

痛み <2003年1月下旬号>に続いて追記をします。 

─ 平成18年元日

Y院長は後に県立病院を退職し、地元で内科医として個人医院を開院した。

私の母は大腸癌を切除をしたりしながらも生き永らえて、糖尿病や心臓疾患など老人病のデパートのような状態で生きている。

1キロ以上の道を歩いて駅まで行き、2時間半おきにやってくるJRに乗って病院に通うのは、肉体的にも精神的にも大きなストレスとなっていた。通院を怠ることは即ち自殺行為である。

そのときY医師の医院が近所に開院した。主治医をこちらに変更することを口外したのを聞きつけた次男(私の弟)は、Y医師に命を任せることに強く反対をしたという。

しかし、現実は感情論では済まされない。近くの医者が一番だといって母はありがたく診察を受けている模様だ。

何処に間違いがあって、何が正しく、あるべき姿とは何なんだろうか。
母の余命は決して残り多いものではない、と思う。

今、何が、できるのか。

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父の形見 

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