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落書き

落書き

2015年4月 7日 (火)

落書きは駅のホームの、小さな屋根がある木のベンチの後ろの掲示板に書いてある。ポスターなら10枚ほど貼れるところだが、一枚も貼ってなくて、去年あたりは安全啓発のJRのお知らせがあったのだがそれさえも剥がしてしまって、画鋲が転々と錆びついて残っている。その壁にこの落書きはあった。

この駅は1キロほど離れた中学と2つの高等学校の生徒が乗り降りするくらいで、通学時間から少しずれて利用するわたしはせいぜいクラブ活動などの数人がベンチに座っているのを見かけるくらいだ。

落書きを書いた犯人一味は、この学校の生徒であろう。屈指の進学校である生徒たちにも切ない思いは在るのだ。

さて。

松尾くんって誰だろう。
消してあるじゃないか、意味深だ。
そうだ、書いてからしばらくして、別の人が消したのではないか。

などと推測の声が飛ぶのが聞こえてきそうだ。

落書きに意味はない。
あの瞬間の激しい時間が埋もれている。

書いた張本人のキミだけの宝物なのかもしれない。

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半券

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