若竹千佐子 おらおらでひとりいぐも

若竹千佐子
おらおらでひとりいぐも
第158回芥川賞受賞

図書館で予約しました四番目

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若竹千佐子さん 2月21日聖教新聞インタビュー記事に
++親は自分より子の人生を大事にして育てると、自らが果たせなかった願いを託しがちです。子は自分の願いと親の願いをともに背負うので、重荷に。親は自分の方が大事だと思うくらいがよく、その方が自身のやりたいことなどを見失わずに済むのだと思います。
++ 小説で描きたかったことの一つが、老いへの積極性。人は歳を取ると何でも衰えると思いがちですが、心はずっと成長します。
++ 自分が一番輝いていたときは、過去ではなく今であり、将来も未知なる楽しさがあると思います。

このインタビューはとても纏まったもので、まさに作品を読み終わると、インタビューにも感動する。

作品は同時期に直木賞になった作品と比べると
(比べてはいけないし比べるものでもないのだと指摘されそうだが)
とても柔らかいタッチで優しい作品です。

物語ではなく若竹さんの呟きのような作品です。 同じステージで文芸度合いを語ってはいけないのだ。

だから、じーーんと来るのはどちらの作品も同じでしょうが、味わいは正反対です。

高村薫さんを読んだあとに読んだらスカスカに思えるけど、宮下奈都さんのあとならホカホカに思える。

そんな作品。

東北弁の友だちを思い出す。
元気にしてるかな。