林 芙美子
放浪記 1979

「コタツで読書」シリーズで書いたものです。
2005年12月12日のメモから。

何冊目かわからんようになってきました。
林芙美子著 放浪記 新潮文庫

小説とはこういうのをいうのだと思いましたね。何しろ文体が素晴らしい。天性の美文なのかも。
読みながら声に出して読みたくなるんだから。

彼女はよく泣きます。読み手も一緒になって泣く。

ぐいぐいぐいと引き込まれてゆきます。こんな文学が少ないね、近頃。

(加筆します、2006.7.15)
2006年の新潮文庫100冊にも入っている。名作のジャンルらしい。このなかの本は全冊を学生時代に読んでおくことをオススメするのですが、さらにこの放浪記を最初に挙げます。

時代背景を知り、彼女の心を想いながら、読む。
強くて逞しく、また女らしく、ときには哀しい彼女の自伝です。