湯浅誠著 反貧困―「すべり台社会」からの脱出 (岩波新書)

総理が変わってもだめだ。
国民が賢くならねばならない。

バカみたいにインターネットで偽知識を纏った連中ばかりが溢れているようでは、終わりや。
ネット撲滅せねば。

寺子屋で学ぼう。

震災の後始末もできないのも、根っこは同じですね。
つくづくそう感じます。

久しぶりに星を5個つけました。

生活保護(給付)について以下のように書いている箇所があった

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必要のない人に支給されることを「濫給」といい、
本当に必要な人に行き渡らないことを「漏給」という。
1年間に
濫給は、1万5千件ほど発生し、
漏給は600-800万件あまりである。
どっちが大事なのか、見極めねばならない。
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この箇所などが、印象深い。

湯浅誠著
反貧困―「すべり台社会」からの脱出  (岩波新書)

少し前の本なので、めまぐるしく変化する現代社会では、もう過去の資料になってしまうのかと心配をしながら読むのだが。

どっこい。

まったく陳腐化していない。
それは、歴代のおバカな総理たちが築き上げた間違った方向に進んでゆく社会のルールが一向に訂正されていないというか、そう簡単には訂正できないことを物語っている。

この中で、自己責任論という世間で堂々と存在している間違った論理を、きちんと裁いているので、しっかりと読まねばならない。

社会福祉においても老人問題、雇用問題、年金問題などなど、現代社会が一向によくならないし、何にも問題が解決できないことを考えてみると、やはり根っこは同じところにあるのだ。

久しぶりに骨のある新書に出逢えたことが何よりも嬉しい。