宮本輝 いのちの姿 »

わたしはこの本を誰に教わったのか記憶していない。
記憶というよりメモ書きでいいから残しておくべきだった。
その人にお礼を申し上げられない。

ブログかツイッターかにチラリと書名を取り上げてくれたのを見て何か閃くものがあったからその時読んでいる本の次の候補に真っ先にあげた。立て続けに本を読むことが少ないだけに、図書館に予約までしてそんなふうに読もうとさせたのだから、何かわたしを刺激したのだろう。

読む直前に随筆であることを知るのだが、(随筆はそれほど力を入れて読んで来てはいないのだが)いざ読みはじめると短くてさっぱりとしたタッチで、宮本さんが若返っているような想像をさせてくれる作品が続いた。

1月24日の日記「いのちの姿 から」にも書いたが、
短くて質のいい随筆ってのは連続的に纏めて読めるものではなく
もし読んだとしてもそれは幾人もの恋人と次々とデートをするようなもので
はなはだ壊滅的である。
一篇ずつじっくりと読むならば短い通勤列車の中で毎日読むのがいい
と、そんなふうに思うのだ。

続く