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2015年3月22日 (日曜日)

おひっこし ─ 春分篇

新・写真日記(27)

朝のサラダ(食べかけ)

 

かぼちゃのサラダ

◎○◎◎◎

水ぬるむ春分に─塵埃秘帖春分篇 の随想を書いてから丸々6年の歳月がすぎる。

 

その年ごとに思うこと感じることやそのアツさ加減も違ってくる。いつもどんなときも全力で生きていることに間違いはないものの、あとになって思えば力の入れ具合が下手であったりもう一つ敷居の隣にあった考えでも良かったかもということもある。

 

失敗はつきものだ。

 

 

(追記分)

 

作成中としておいてムスメの引っ越しに出かけた。この子が生まれる前に建ったというアパートだそうで、相当に古いモノが各所に伺える。なんぼかの住宅手当のような補助が出て、家賃の何割かに当てるという暮らしがこれから続く。

 

新婚のおりに二人で住んだアパートを思い出しながらツマとあの頃の暮らしを振り返ってみる機会がこの引越に行ったことで生まれた。お風呂は種火点火をする方式で、追い焚きもできるというのは画期的で新しいお風呂給湯システムだった。台所にもお風呂の給湯器からお湯を送れた。種火の扱いには注意が必要で、長時間つけっ放しには特に気を使うことなどを教わった。次に引っ越しをしたアパートはもう少し進化した給湯システムで種火方式に変わりはなかったが、点火も楽になり使いやすくなっていたが、台所にはお湯は出なかった。

 

人は不便を直接体験してより暮らしやすいデザインや技術を開発してゆく。今の子どもたちの頭のなかに描いていたお風呂の給湯システムのデザインや技術が30年以上も巻き戻ったことになることを、気の毒だと思いながらも、非常に価値のある体験であるかもしれないと思うような者はわたしくらいかもしれないが、決して間違っていないと確信している。

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