2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 而立まで  花も嵐もⅢ その79 | トップページ | イワシの蒲焼 »

2014年9月10日 (水曜日)

仕舞い支度ひとつ重ねて白露かな ─ 白露篇

(8日)

中秋の名月と白露が同じ日になったようで秋の風情をゆっくり楽しむ人にとっては味わい深い一日になった。

九月上旬にやってくる中秋の名月というのは意外と珍しいらしく多くの場合は九月下旬あたりに来るらしい。彼岸花が咲くのが不思議にもちょうど20日ころのことでこれは多少の気候変動感じてもズレること無く間違いなしにこの日ごろに咲き始める。中秋の名月はその時期に見上げることが多いらしい。

秋の七草に歌われるススキにおいてもまだわたしの居る人里ではそれほど風情を出し始めているわけではないので実際にはもう少し秋が深まった方が秋らしくしんみりとしてくるようだ。

味覚モノも同じで栗であるとかキノコなど九月の今ごろではまだ少し早い気がする。

20140908kuri

九月になれば一気に涼しくなるのでかき氷を食べたいとか水遊びがしたいという欲求はいつの間にか消え去っている。

そして、スーパーの商品棚にはお鍋の具材が並び始めて、初物のサンマなどが登場する。そうするとさすがに、味覚を先取りしたくなってくるのだ。

▼秋の月かじってみれば失恋味

20140908hasa

農業も実家の弟に任せたままだ。相続も済ませた。

全然手伝いに行かない悪い長男坊主だが弟が快く田んぼを継いでくれることになりわたしに残してくれたのは100坪ほどの畑でそこには柿の木と栗の木がいっぱい植わっている。実はそれもほったらかしで実家の母がせっせと草取りなどをしてくれている。

白露などという洒落た時節を味わうような暮らしをしていないくせに白露篇を書いている。

三十数年前の大学生活を送っていた頃であれば、試験の季節を終えて文化祭でざわめき始めるのがこのころで、父から送られてくる秋の荷物には、鉛筆書きの手紙と両手で持てないほどの栗と新米が詰まっていた。

来春にはムスメが嫁ぐので今年は最後の夏であり秋である。父もアツイ人であっただけに今のわたしと同じような節目を超えるときに私と同じような気持ちを抱いたのだろう。

過去は消失してゆく。それでいいのだ。

« 而立まで  花も嵐もⅢ その79 | トップページ | イワシの蒲焼 »

【裏窓から】 」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46088/60292053

この記事へのトラックバック一覧です: 仕舞い支度ひとつ重ねて白露かな ─ 白露篇:

« 而立まで  花も嵐もⅢ その79 | トップページ | イワシの蒲焼 »