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2014年7月22日 (火曜日)

神田

むかし、そうだ!1977年のことだ。

ヒッチハイクと国鉄で北海道を旅していたときに列車の中でほぼ同年代の若者に同席になった。その子が「神田なんです」と言ったので、それであうんで、同じ大学だと閃いたということがあった。

神田で反応するということは、こんな瞬間をいう。そのことを砂女さんのブログにコメントで書いて、懐かしくなってきたのでここに書き写している。

神田も広いと後になって次第に気づくわけであるが、一昨々年、久しぶりに神保町界隈を訪ねる機会に恵まれて、雨の中にもかかわらず、ぶらりぶらりと歩きまわってみた。

「すっかり変わってしまったな」というのが真っ先の感想だった。でも、本当はそれほど変わっていなかったのかもしれない。久しぶりすぎてそういうセリフを自分で用意していたのかもしれない。

時間が過ぎてしまったのだから仕方がない。ネズミの通る穴まで知っていたのに、ネズミが居ませんね、みたいな。

泥臭くて埃臭い街だったのにちょっと残念だった。

20111111tokyo

◆ あんみつ

そうそう、餡蜜(あんみつ)のことを書こうと思って書き始めたのだった。

わたしは田舎の子だから、そんなハイカラものは大人になるまで知らなくて、せいぜい、みつ豆の缶詰をおやつに食べたことくらいがご馳走の思い出であった。

神田の大学に通うことになって、そこは喫茶店がたくさんあって大都会だったけど、外でお茶なんて飲んだことはなかった。

講義はそこそこにして、いつも古本屋に立ち寄って、古本を抱きかかえて下宿に帰った。大学からは1時間ほどかかるひっそりとしたわたしの城のようなところで、暢気に暮らした学生時代がある。そんな時代を思い出した。

神田という言葉は凄い。あらゆるものが蘇る。

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