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2014年5月 7日 (水曜日)

苦しくて  ─  林芙美子 放浪記 から

いっその事、ひと思いに死にたいとも思う。かの人は私を睨み殺すのかも知れない。生唾が舌の上を走った。私は自分がみじめに思えて仕方がなかった。別れた男との幾月かを送ったこの部屋の中に、色々な夢がまだ泳いでいて私を苦しくしているのだ。──引っ越さなくてはとてもたまらないと思う。私は机に伏さったまま郊外のさわやかな夏景色を頭に描いていた。雨の情熱はいっそう高まって来て、苦しくて仕方がない。


どういうわけか、この部分が気に入ったのだろう。
おぼえがきにしまって、大事に置いている。

林芙美子 放浪記 から  (青空文庫 159/1210)

林芙美子 放浪記

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