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2014年4月 8日 (火曜日)

ないしょの話

春の花が散ってしまって
また新しい花が
風に揺られている。

わたしは
ないしょの話ができる人を
探してたのかもしれない。

数々の失望と大きな希望を抱きかかえて
それがばくんばくんと音をたてるほどに激しく鼓動をしているのを
我慢できなくなってくると

ほら、
ないしょの話だといって耳に口を近づける。

あなたは
頬にキスされてもいいほどの距離に
耳を近づけて

うんうんとこたえる準備をした細い涼しい目でわたしを見る。

惑わしながら、ふるえる視線。
ないしょの話は、始まる前からドキドキで
わたしの影は真っ赤になっている。

◎○
○◎

自分がドンドンとつまらなくなってくるような気がしていた。

それは、言ってみればわたしの中から「ときめき」が失せていっているということではないかと考え続けている。

季語だって同じで、俳句を愉しもうとそういう人たちの流れのなかに身を投じてみるものの、お遊戯会のように季語をテーマに詠んでいるだけじゃ、どこかに不満を持ち続けている。

わたしは、スリリングでドラスティックな展開を望み過ぎているのだろうか。

ぼんやりと田舎道を車で走っている時には止め処なく演歌のような歌詞や音楽が出任せに浮かんでくる。 でもやがて目的地に到着すればカラリと忘れてしまう。わたしの頭のなかはどうなっているのだろうか。

ないしょの話をしようと思ったのはいいけれど、惹きつけるパワーにちょっと自信をなくしかけているかも。

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