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2014年4月 9日 (水曜日)

桜咲く、桜散る。あっという間に   ─  清明篇

▼大人になる春の嵐を乗り越えて

桜の花は、例外もなく春の嵐に晒されて散り散りに吹かれていった。その様子を見上げながら、三百数十日のうちのたった数日だけ胸を張って咲き誇った花に感謝しその儚さを嘆き悲しんだのであった。しかしながら、これも宿命とあきらめ、そしてまた決まってあくる年にも再会できるという約束を交わして花びらの流れ行くところを見ている。

花筏見送る人も無言なり

 

これは2年前の4月にこの日記に書き残したもので、この年も例外なく悲しい別れがどこかで果たされたあとだったのだ。花びらの流れゆく先は誰もしらないのだろうが、あの夜に月もない宵の中にやがて散りゆく花びらを咲き誇らせた時間があった。

 

 

酒を飲んでお祭りのように歓喜を祝えるならばそれが一番だろう。大いに狂うように祝い一陣の風に吹かれて潔く忘れられてゆく。散ればまた咲けばいい。ただそれだけだ。

 

 

清明。
4月5日のこの日に車折を訪ね、小倉山から天竜寺あたりをすこし歩いてきた。百人一首の句碑がその数だけ建てられているのを巡るわけでもなく、それは余りにも熱く悲しすぎるからだと言い訳をしながら、街なかでは散りそめているソメイヨシノがここで満開となっているのを見上げてくつろいでくる。少し肌寒い昼間であったが、小倉山の石畳をそろそろと歩けば少し汗ばんだのでした。

 

11時すぎに四人で廣川に並んで1時に食事が終わって嵐山の人混みへと再び吐き出されて、そのあと中の島の桜を見てからさくら餅を買って嵐電で車折まで帰った。

 

廣川でうなぎ

 

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