« 春という季節 | トップページ | 二月のはじめに考える ─ 自然と暮らす »

2014年2月 2日 (日曜日)

傘差せばスターになれそうに二月始まる

たった一日二日少ないだけでとても短いような気持ちになってくる二月であるが、そういうところに奥ゆかしさや寂しさのようなものを感じてしまい、まだ寒のさなか、風も冷たいにも関わらず憎めないのである。

だが、三日四日と数えれば立春になる。春になったら新しい自分に心を塗り替えてもっと溌溂にありたいものだと願う。

御機嫌がいいからといって昔のように多めの晩酌をすることもなくなって、もう一杯呑みたいと思うところに旨さありと自分に言い聞かせている。言い聞かせながらそのころのように反発心も湧かず、自分で自分のその上手さに拍手を送っている。

そうこうしている間に二月一日も終わってしまい、二日の朝は夕べから雨が降り出して、夜明けのころはけっこうな本降りだった。雨といっても氷雨のようなこともあれば、冬であることを忘れさせてくれそうな雨のこともあって、三寒四温の中に交互にこの冷たい雨と優しい雨が混じっている。

今朝の雨は、優しい方の雨であった。咲き始めた梅のつぼみを穿って飛び回っていたメジロたちもきょうはどこかで雨宿りをしていることだろう。

休みであれば、雨降りにツマが仕事に出かけるときに必ず車で送る。

庭に置いてある車まで玄関からひとっ走りなので、よほどの雨でない限りは傘をさしては行かない。きょうもいつものように小走りにドアの前まで走ったのだが、冷たくない雨のしずくをかぶりながら、もしかしたら傘をさして背筋を伸ばして玄関からピョンピョンと庭石の上を跳ねてみたらスターに気分になれるかも、などと考えた。

 ▼ 傘差せばスターになれそうに二月始まる    ねこ

そんな阿呆なことを思い浮かべてしまうような御機嫌な雨降りの朝だった。

1

(写真:ムスメの卒業式のころに北野天満宮にて)

« 春という季節 | トップページ | 二月のはじめに考える ─ 自然と暮らす »

【随想帖 II】」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46088/59056963

この記事へのトラックバック一覧です: 傘差せばスターになれそうに二月始まる:

« 春という季節 | トップページ | 二月のはじめに考える ─ 自然と暮らす »

M's Zoom

  • ゆうちゃん
    M's Days フォト

写真日記(平成28年版)

  • 越乃寒梅
    平成28年の
    日々の写真に
    コメントを
    綴ります

京都日記(平成27年11月)

  • 渡月橋
    京都日記
    平成27年11月篇

京都日記(平成27年7月篇)

  • 鱧のお弁当
    京都日記
    平成27年7月篇

京都日記(平成27年春篇)

  • 焼き鳥
    京都日記
    平成27年版の
    春の日記です

写真日記(平成27年版)

  • 伊達巻
    平成27年の
    日々の写真に
    コメントを
    綴ります

日々是好日写真記

  • ハーモニカ
    860枚 平成18年から平成26年まで(写真日記)

Walk Don't Run

  • ユース宿泊スタンプ帳
    忘却をおそれず
    記憶を記録として
    遺そうと思う
フォト

BIKEs

  • 平成24年(2012年)最後の春(閏日)のKLE
    かつて
    バイク・ツーリスト
    だったころ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
2018年6月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ