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2013年12月 8日 (日曜日)

大雪や日めくり薄し指を折り  ─ 大雪篇

二十四節気「大雪」も足早にすぎて、いよいよ暮れも本番となってまいりました。年始に置いた日めくりが、十二月になって薄っぺらになってくるのを見ているとやはり気持ちの何処かに焦るものを抱いてしまう今日このごろです。

今年の冬は寒いという長期予報でしたので、燃料代や電気代のことを気にしつつ、じわりじわりと押し寄せる寒さに少しジタバタしながら身を引き締めています。

 下駄買うて箪笥の上や年の暮  永井荷風

荷風が詠んだような光景は、もはやどこの家にも残っていないと思います。かつては、暮を迎えるにあたってどこの家も大忙しでした。小春日和の一日には箪笥を庭に出し、畳をあげて、布団をはたき、天井のすす払いをしました。そして障子を張りかえ、しめ縄を綯う。暮れが迫ってきたら餅をつく。

今ではこれらを済ませてから新年を迎えるという家庭は減りました。このようにひとつの儀式でけじめを付け節目で身を引き締めるという文化は、私たちが昔から受け継いできたかけがえのないものでした。合理性、経済性という視点で切り捨ててしまっては残念なことになります。

技術は弛まなく進化を続けても、私たちはもっと鈍感な部分があってもいいような気がします。荷風の句には、襟を正して純心さに胸弾ませている正月の姿が見えています。

年末年始、みなさまお忙しいことと思いますが、充実したときをお過ごしください。

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