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2013年12月16日 (月曜日)

流行りの言葉 ─ 大雪篇(あとがき)

平成25年の流行語が今月初旬に話題になっていました。年の瀬のお祭り騒ぎだという人や無縁な言葉が多く流行語というには疑問があると一蹴する声もあるようですが、その大賞候補の中に「PM2.5」という我々にも身近な用語がありました。みなさんは、熱い思いでこの言葉に注目していたのではないでしょうか。

四日市市には1960年代に多くの住民を苦しめた四日市公害という歴史があります。あの時代に発生した大気汚染物質に因る健康被害は、現代からみて想像以上のものです。二酸化いおう濃度は、1961年(昭和36年)には1ppm(1時間値)を超える値を記録しています。先月の平均値が、0.002ppm以下ですから、どれほど空

気が汚染されていたのかを想像することも困難なほどの隔たりです。

PM2.5も窒素酸化物、硫黄酸化物、揮発性有機化合物等と同様の大気汚染物資で、環境基準は「1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること」とされています。しかし、隣接する国では1日平均値が日本の環境基準の10倍に達しているところがあると報じられ、霞のかかったようなスモッグの空模様がニュースの映像で流れています。

四日市公害の歴史は、ご存知のとおり1970年代に10年以上の歳月を要し結審します。PM2.5もそういう意味では決して流行モノではなく、これから10年を過ぎても付き合っていかねばならない言葉であるともいえましょう。そして、10年後に大陸で計測される数値は現在の10分の1になっていなければなりません。

そのことにチャレンジするのは「今でしょ!」なのですね。

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