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2013年9月13日 (金曜日)

キスのフライ

朝夕がとても過ごしやすくなり、夏から秋へと季節が移ろうようすを肌身に感じます。食楽・健康・読書・スポーツなど、身体がいくつあっても足りないほど誘惑に満ちているのですが、秋は短く感じられます。

キスのフライ

13日のおひるは、キスのフライでした。

□■

2020年に東京オリンピック開催のニュースは多くの国民を釘付けにしました。

ちょっとそのときに(暇なので)、我が家の本棚の奥をゴソゴソとしていて、偶然に手にとった小説が昭和37年発行の松本清張「黒い樹海」でした。昭和35年ころの東京が描かれています。出てくる列車はもちろん蒸気機関車で、自家用車も少なく、都心から東京都の外れまでを車で移動するようすを「桑畑の中を突っ切って」などと書いています。

遠藤周作の小説を読んでいても世田谷の住宅街にはまだまだ沢山の自然に囲まれた里山があったことがわかります。

武田百合子の「富士日記」にもその頃の自動車事情が伺える箇所が幾つもあったのを思い出します。武田泰淳は東京オリンピックの年に富士山麓に別荘を建て住み始めました。そのころのようすのわかる人が読むと、文学とは別に、ひと味違った面白みが楽しめます。

身近な生活環境でも昭和を思い出すものが幾つかあります。今の季節ならば「すすきぼうし」や「はさ掛け」などは懐かしくなりつつあります。なかなか見ることができなくなってきました。

オリンピックがある2020年のころ、このような自然や社会の姿はどんな形に変化しているのでしょうかと考えるとちょっと楽しみです。(当県での国体も2021年にあります。)

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