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2013年9月18日 (水曜日)

嵐去り濡れた戸板をそっと拭く

▼嵐去り濡れた戸板をそっと拭く

9月16日にこんな句を残している。

┘┘

ふっとそんな言葉が蘇った。情景が頭のなかに散乱する。

昭和34年には伊勢湾台風。その2年後の9月16日には第二室戸台風がわたしの地方に大きな被害を与えた。

2回あれば、それは「たくさん」と呼ばれるように、この後9月16日は台風がよく来る日になってゆく。秋はやれやれとひと息をつく油断の時だ。稲の収穫も控えてもう一頑張りをするためにバックスイングをしているような一瞬を狙って嵐はやってくる。

今の時代は、コメの品種改良が進んで、背が低く風にも強い米が考案されている。コシヒカリは、風水害に弱く、秋の嵐で打撃を受けることが多かったのだが、現代ではこの9月16日までに刈りとってしまえる農家も多くなってきた。

┘┘

16日の朝に襲いかかった台風18号は、当地方に強風こそ吹かなかったものの、雨は夜通し降り続いた。台風の雨には風格がある、とさえ思うほど雨戸を打ち続けた。一部の地方では突風や竜巻を引き起こし、また別の地方には大雨をもたらして、全国的に浸水被害のニュースが相次いだ。実家のある車折付近から嵯峨・嵐山にかけても避難指示が出たという。嵐山の旅館街では今までにない水害となっている。

タイトルに書いた「戸板」だが、このごろはどこにも見かけることはなくなった。アルミサッシが当たり前で、嵐の前に家中の窓に戸板を打ち付けていた時代を知る人も殆どいなくなった。

敬老の日を迎えた9月中旬、65歳以上が4分の1であると報道するのを聞きながら、そんなに大勢の年寄りがいるのだと驚き、戸板を知っている人も僅か4分の1であると寂しくも感じた。

子どものころは家の台所の土間は広く、中を三輪車で走り回れるほどの広さがあった。外のトイレには出られぬため、その一隅に担桶を置いてトイレの代わりとし、居間にはろうそくを1本灯し、みんなで寄り添って台風が過ぎ行くのを待った夜があった。

自然に畏れをなしていたけれど、媚びているところもなく、負けているわけでもなかった。こういう夜を思い出す度に、人類は強くなったのだが、ある面ではそれは虚像だと思わざるをえない。被害のニュースが引っ切り無しに続く。

20130916komeri

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【随想帖 II】」カテゴリの記事

コメント

先日言われていた昭和36年ごろの台風とは
第二室戸台風だったのですね

同じ9月16日なのですか?

厄日ですね!!

伊勢湾台風でも名古屋周辺で水の害が大きかったそうですが
あれは高潮ですよねぇ

この頃は台風が来るたびに気違いじみた雨が降って
洪水も並の洪水じゃないやつが襲ってきます

もう明らかに温暖化現象ですよねぇ

困ったものです
=========
【ねこさん・お返事】
地球温暖化だけのせいではないと思います。異常気象も、異常ではなく、予想通り人為的とも考えられます。
人口集中、自然の乱開発、エネルギーの利用方法などを考え直せばいいのでしょうが、一度吸った甘い汁は諦められないのが人間というものでしょうね。

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