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2013年8月22日 (木曜日)

温泉との出会い 花も嵐もⅡ その53

温泉に惹きつけられた一番の理由は、その珍しい状況設定とそこにしかない泉質でしょう。

つまり、露天風呂であったり山中の鄙びた湧き湯であったりする温泉を、自分が独り占めして、しかも誰よりも早くその場所を占拠できるようなお遊び的優越感だったのでしょう。

そしてソコは、ほとんどもれなく、広い湯舟で足を伸ばして自分をさらけ出して浸かれて、しかも、場所によっては男女の境目もなく家族的以上に同じ旅の思いを分かちあうことの出来るところだった。

お湯を求めて旅を続けるうちに、共同浴場を訪ねてあるき、地元との人と湯に浸かり、寂れた風情を愉しむようになる。

そんなことを続けていれば、目的を見失うことはある意味で予測通りで、温泉の数を数えるようになり、入湯した記録を価値とするようになる。

温泉巡りの旅を、ある程度のところで終わらせてしまえば、未達成でありながらも、思い出の深い貴重な温泉旅の記憶が残せたのだろうと思う。

雑誌などが記事に上げるようになったら、新しい自分の旅を探すことを始めるのがいいと思う。

いつかふたたび温泉巡りの旅ができるときが来ればいいなあと思う。社会の仕組みが変わって、人々の意識に新しい変化が生まれて、わたしがそこを愉しもうと思うような温泉と出会えれば、訪ねてゆきたいと思う。

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【花も嵐もII】追憶篇」カテゴリの記事

コメント

Lisa さん
コメントをありがとう。
温泉ってのんびり出来て日常から解放されるのがいいですよね。

奥飛騨温泉に行かれたのですね。
私の温泉スタートがこの辺りでしたから想い出深いです。
たくさんあって、それぞれが少しずつ違いますよね。
山の景色も最高だし、ゆっくりなされたことでしょう。

私も温泉大好き!
魅せられてる理由は考えたことなかったけど、
先日、初めて奥飛騨温泉郷へ行ってきました。
泉質も泊まった宿もみんなとっても良かったです。

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