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2013年6月26日 (水曜日)

ぎゅっと

コメントのかわりにぎゅっと抱きしめて 髪撫でたくなる君のツイート  砂女

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砂女さんが途轍もなく若がえって
柄でもないような(といったらめちゃめちゃ失礼なのですが)
そのような作品を書き残しておられるのを拝見して
渋々と一日中降り続くという雨の予報を歓迎してもいいほどに気分は爽やかである。

もしも、こんな歌をわたしに向けて詠んでくれるような人がこの世の中にいてくれて、その人に出会うことが叶っていればわたしの人生はまた違ったものになってくれたかもしれない。

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人生というのは、しかしながら、そのように筋書き変えることはできない。

意志で多少なりとも喜びの方へと導くことはできたとしても、あるいは思わぬ巡り合いがあったとしても、それはやはり運命の筋書きであったのだと思われてしまうのだろう。

わたしたちは、昔から筆で想いを綴り、一晩寝かせて考え、更に投函するまで懐で温めて、散々な迷いを経てから、異空の地へと彷徨わせるべく送り出したのである。

いとも簡単にポチッと電子化されて届いてしまうものとはその重みが随分と違っていた。

そんな重みを届けることが下手くそになってしまった現代人は、人の心を動かす重さのエネルギーを利用できなくなったために、詰まらない(こともある)「婚活」に走ってしまうのかもしれない。

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「ぎゅっと」抱きしめる無言を、その静けさを、その人は感じることができたのだろうか。


ぼんやりと日のある朝の蝸牛 星野早苗

(稔典さんが26日の今日の一句で)

 このところ、まさにこの句のような「ぼんやりと日のある」日が続いている。ただし、蝸牛をあまり見かけない。どこへ消えたのだろう。

 と書き出しておられるのを、わたしも「ぼんやりと」読んでいる。

 

きょうのわたくしの部屋の窓からは横なぐりに雨が降り続き庭の片隅であじさいが嬉しそうに揺れているのが見えている。

◎ 雨降りを鉛筆画にすれば線ばかり

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