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2013年5月 1日 (水曜日)

続2・なぜ温泉なのか 花も嵐もⅡ その43

素朴な露天風呂がまだそれほど注目されていない時代だった。それが幸いして、一部の登山家などが知っている山深くにある温泉のお湯を、そのちょっとナイショの情報を頼りに訪ねた。

後に温泉ブームとか秘湯ブームになり、同時にネット社会が来てそういう情報はもはや秘密ではなくなってゆく。安くて心を癒せる温泉を誰もが求め、それに応じて温泉センターの開発や掘削が進む。ちょっとしたブームが生まれ、本当に秘密にしておきたいような温泉が世の中から減少してゆく

商業施設としての温泉経営をするためには、風情のある山あいのかけ流しの湯や混浴と呼ばれるような男女の区別なく自然の湯舟を楽しむ形は利益に結びつかない。そこで、銭湯のような施設というイメージに変化するところもたくさん現れた。

混浴には旅の情緒があふれていた。湯に浸かる人の温かみなども味わうことができたのだが、やはり時代の変化として混浴や、湧きっぱなしの野性的な雰囲気は、今の時代には許されないものであったのかもしれない。

あの頃は、信州の温泉には風情のある湯の印象が深いところが数々ある。

白骨温泉や乗鞍温泉は関西方面からも近いほうに位置しているし、強烈な硫黄の臭がするので温泉風情があり、共同浴場の値段が手頃だ。だから何度も訪れている。

山ひとつ隔てた奥飛騨方面の温泉郷も好きなところだ。

平湯温泉にはキャンプ場があるので、ツーリングの拠点にしやすい。平湯キャンプ場は今はとても有名で、車のキャンパーも多くなった。その割には、静かでここちの良いところだ。

別所温泉にもよく行った。その周辺の蓼科温泉郷や浅間温泉なども含めて信州の中心部にあたるので、2,3泊の旅をするのに有難い温泉地だ。さらに、有名な草津温泉方面、四万温泉や万座温泉など、有名な温泉地も散らばっていて出かけることができる。

焼尻温泉、野沢温泉も旅の途中の立ち寄りには魅力的だった。

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