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2013年3月14日 (木曜日)

春を告げる 3月中旬篇

春を告げる行事が新聞を賑わせている。
二月堂のお水取りのころに二人で散策に行ったことがあった。
まだコートを着ている写真がある。

世の中には底なしで美味しいものや綺麗なもの、
楽しいことが溢れている訳ではなく、
そこそこ愉しんだら欲どおしく
いつまでも齧りついているのはよくない。

人生もそれなりに愉しんだので恩返しをしなくてはな、
と思うこのごろだが、余力がなかったのだった。

情けない落ちはさておき、
3月も中旬を迎えることなった。


3月13日(水)

▼恋流す疎水きらりと柳の芽
▼春の夢、あなたの濡れた髪の先

雨がふり、風が吹き,花粉も飛び、香りも拡散されて舞う。

春は何とも憎みようのない季節なのだが、雨になってそれが嵐になると、ま、悲しい思い出のひとつや二つ、出てくるもので、落第した時代のことや必死で卒業に漕ぎ着けた悪夢のような時代を思い出し、まあ波瀾万丈だったと振り返っているときが一番幸せなのかもしれない。


3月14日(木)

▼春嵐それでも雨戸をあける音
▼春嵐あの子の髪のハネ想う

春眠不覺曉
處處聞啼鳥
夜来風雨聲
花落知多少 

ある人のおかげで私もこのうたをそらんじて言えるようになった訳だが、
あの事件も春の悲しい別れであったのかもしれない。

何ともこの「夜来風雨聲」というのが、私には悲しく、
いつもドラマになって頭から離れない。

実はこれを書いているのは15日になってからである。
今朝から庭で鶯が盛んに啼く。

庭にオリーブの木を植えた。
そのことは,別の日記で書くことにする。

イヌコリヤナギ

イヌコリヤナギ

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