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2013年2月 3日 (日曜日)

節分に思う

きょうは節分で、お米も貰いたいので、母を尋ねた。

お昼。
ちょうど寿司を作り始めたところだった。
台所に酢の匂いが広がって食欲をそそる。

寿司が出来上がるまでぜんざいをしてくれた。
ぜんざいは、旨かった。

次に、
出来上がった手巻きの寿司を食べた。
太巻きと鉄火巻き。

それが、滅茶滅茶まずい。
しかし、 その「まずさ」が
理由もなく嬉しいような気がしてならないのだった。

母の料理は昔から上手やった。
炊き込み御飯やいなり寿司、巻寿司、
たくあん漬けや菜っ葉の漬け物。
タマネギのみそ汁も。

いい加減であるにもかかわらず、
食材の味を生かす手法が
昔から受け継がれていることを
実感できる味だった。

もはや、
料理は引退しなさいと神が告げておるのだろう。
生きるのが精一杯の年齢になったからか。

あの旨い寿司や漬け物の味を、
次の世代の誰へも受け継げなかったことが残念だ。

しかし、それも、しかたあるまい。

もしかしたら、
今年が最後かもしれないと思い、
太巻きをひとつ貰って帰ってきた。

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