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2012年9月26日 (水曜日)

秋の夜長に考える

秋の夜長、田舎の家を思い出すことがある。しかし、その家屋は、10年以上昔に壊してしまい、弟夫婦が建て替えたので、あのころのことを思い出す手がかりは今となってはない。

田舎のごっつ臭く古ぼけた家の姿は、私の記憶の中にあるだけで、私のツマやムスメなどは想像すらできない。

私が生まれる前に祖父が掘ったのだという井戸が今でも残っている。

どこの家にも水道などなく、時代劇のように桶で水を担いで家の中に持ち運んでいた時代に、これからは水道の時代だと言って祖父が新しい井戸を掘ることを決めたのだという。

それまでの井戸は水をふんだんに供給できるようなものではなかったのだろう。新しい井戸とともに手動のぎーこぎこーと漕ぐポンプも取り付けた。残念ながらそのポンプは今は残っておらず電動ポンプがそこで稼働している。

枯れることない井戸からは、連続的にいくらでも水が供給できた。祖父が設計したという水路を水は流れて風呂や台所まで辿り着いた。井戸水を少し高い位置にある桶─というか大きな瓶のようなものだろう─に汲み上げ、緩やかな傾斜で水が家の中に流れていくように水路が設計されていたという。

母のほかに、私の父、叔母、伯母、叔父2人、さらに、祖父、祖母、曾祖母がひとつの家に住んでいた時代である。(9人家族)

おじいさん(祖父)は、賢い人で、時代の先をしっかりと読める人だった。
「これからは水の時代や。井戸を作ろう。(若い嫁に苦労はさせられない)」
と言って、どこの家よりも早く、新しい井戸を掘ったという。

そのころは、桶に汲んだ水を担いで風呂に運ぶのは若い嫁の仕事だった。それだけに母はそのときのことが強烈な印象なのだろう。私の生まれる数年前のことだ。

私が生まれたときには、父の兄弟4人は既に外に出ていって同居ではなく、私が生まれて数年のうちに曾祖母、祖母と相次いで亡くなったという。そして、私の記憶が微かなころに祖父が亡くなった。

曽祖父は村長、祖父は村会議員を務めた人だった。父を含めてこの三代には伝説も数多いが、なかなか掘り起こして残すことは難しい。


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コメント

井戸・・・いいなぁ~♪
現代なら究極のエコですね!

(管理人コメント:ねこさん)
おいしい水がいつも飲めます。
冷たいのよ。今でも使っています。

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