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2012年8月14日 (火曜日)

夢を叶える ─ 花も嵐もⅡ その18

私の夢を叶えてくれる未知なるものは、途轍もなくたくさんあったのか、というとそうではなかった。

私のそのころの行動範囲は、西は神戸あたりまで、但馬の海、能登半島、信州は戸隠あたりまでだった。静岡県の伊豆方面は未知というより遠くて関心が湧かなかった。

初めて旅した紀伊半島ですら、大き過ぎて捉えようがなかった。訳あって東北地方へ踏み込んだこともあったが、またまた訳あってヘタって帰ってきた。

鶴さんのいる東北は、神の棲むような大山塊の森に包まれたとんでもなく遠くて暑い壁に囲まれた領域だった。

そんな程度の未知空間のなかで私の旅の妄想は夜毎夜毎に増殖してゆく。ツーリングマップという地図(初代)が世に出て、頭の中で未知なる峠や村落を描いた。

何がきっかけで、遠くへ、もっと遠くへと行くようになったのだろうか。

テントを持って野宿をしながら、あてのない気ままな味わいを愉しむようになったとき、失敗や後悔がつきものだった旅に魅せられて、苦い味を噛み締めながら峠を越えたのだろう。

1985年に御巣鷹山に墜落した日航機事故のころも信州の山を駆け回っていた。ちょうど事故の直後に、またその1周忌のころにも、この山岳地帯を越えながら北に向かったことがあった。

日常の暮らしの中で、殺伐とした人間関係と区別をして、自分ひとりの存在感を確認するために旅に出たのだろうか。同じバイクの旅人たちに、何故?と質問をすると「逃避でしょ」という。

あのころは、その言葉に頷いていたかもしれない。しかし、人生は逃避だけでは生きてゆけないのだ。何かをつかむことが大事なんだ、と薄々感じ始めている。

でもまだ、夢を叶えることの本当の意味を捉えていたわけではなかった。

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