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2012年5月11日 (金曜日)

風を感じる

少し前からときどき、風のフォトスケッチというブログに立ち寄る。
何の縁もないといえばそれまで。FACEBOOKの友だちの友だちの……と辿ることもできなくはない。

津波の来る(地震の起こる)朝に、女川の観光協会のブログを見て、町の景色の素晴らしさを愉しませてもらい、明日はお祭りなんだなあ、と思っていたのに、地震が来てなくなってしまった。

あの日の午後、職場では議会中継のテレビが付いていたが、地震直後にニュースに切り替わった。そのニュース映像を見ながら真っ先にYさんを思い出した。街は確実に丸ごと流されているはずだった。彼の安否を心配する時間が過ぎてゆくなか、ネットに安否問い合わせを書いているのも発見したし、とても心配な日々が続きました。

いまだにご苦労な思いをなさっている方がおられるのを思うと、ヒトとして最大限の知恵を絞ってこれからのみんなのために前に進まねばならないのだと痛感する

*

写真スケッチの中には、風が吹いている。
山も海も木々も、知らんふりして風に吹かれているのだが
カメラは容赦なく、風が吹いている地上の音も静寂も、人の叫びも、的確に捉えている。

宇宙という想像もできないほどの大きいものの中にある、波長の長い生命を持った地球という星の上にある小さな島の、その片隅で生きている私たち。

サクラの花が咲き始めた日を日記に書きとどめ
鶯の啼いたときにうたを詠み
ツツジやフジが香りを放てば、大きく息を吸う。

少し前の日記に、サクラの花は嵐で散ってしまったのを見て、「あの花たちは散りたくなかったのだろうか」と書いた。

きっと、ヒトだけがそんなことを考えるのだろう。

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