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« 夕暮れや飛行機雲が見たくなる ─ 5月初旬号 | トップページ | 久しぶり、ぶり »

2012年5月16日 (水曜日)

山本 兼一利休にたずねよ を、ぼちぼちと

懐から袋を取り出した。美しい韓紅花に染めた麻の上布だが、すっかり色褪せてしまった。
なかに小さな壺が入っている。
掌にすっぽりおさまる緑釉の平たい壺で、胴がやや上目に張っている。香合につかっているが、すがたは瀟洒で、口が小さい。もとは釈迦の骨をいれた舎利器だったかもしれない。
全体にまんべんなくかかった緑釉に、深みと鮮やかさがある。
よく晴れた夏の朝、海辺に出て濃茶を練ったら、こんな色に見えるだろうか。
気の遠くなる歳月をへて銀色に変じた緑釉の景色は、見ているだけで、顔もこころもほころんでくほどやわらかい。
緑釉の色味が、唐三彩の緑よりはりかに鮮烈である。おそらく、何百年もむかしの高麗の焼き物であろう。
あの女の形見である。

山本兼一 利休にたずねよ  (P21から)


山本兼一 利休にたずねよ

山本兼一 利休にたずねよ

少し前に買ったので
読み始めました。

井上靖 孔子
を再読しているので、2冊並べて読んでます。

時間掛かりそうですが、大事に読む価値のある2冊です。
昨今、こういう美文に出会えない。

井上靖 孔子

井上靖 孔子

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