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2012年4月21日 (土曜日)

便利の象徴として考案されたもの

ソメイヨシノが花びらを散らせているのを惜しむ間もなく緑の葉が顔を出し始めました。

青々とした麦畑が広がっているなかを整然と一列に並んで登校する小学生たち。その中に黄色い帽子の一年生が混じっているのを発見すると嬉しくなります。まさに新入生や新社会人といった雰囲気の若者たちが駅前を駆けてゆくのを見ても春をいぱい感じます。

町外れなどにある野菜の直売所や無人販売所に竹の子やタラの芽が並ぶようになったのも近年のことのような気がします。それまでは近所のお爺さんが春の山で採ってきて世間話の傍らにおすそわけをしてくれたものでした。

人々は栄養価やアレルギー負荷を繊細に気遣う一方で、自然食や旬の食材にも関心を向けています。暮らしぶりは緩やかに変化しつつあり、豊かで快適さを求め続けます。

4月の初旬には、地域の資源ごみ回収の当番をする機会がありました。早朝に続々と持ち寄られるごみの山を見ながら、あらためて、便利さやデザインを優先した「プラ」マークの製品が多いことに気づかされました。

便利とはいったいなんだろう。豊かに暮らすということで私たちは、何を、どこまで犠牲にしていいものなのだろうか。

環境の負荷を小さくするために私たち一人ひとりはこうしたプラスチックのリサイクルにも気をつけている。それは大切であるのだが、さらに、豊かさと便利さについてももっと掘り下げて考えねばならないのではないか。

プラ プラ

プラ資源についてもう少し書きます。

県外の友人となにげなくごみについて話をしているときに気づいたことがありました。それは、わが地方では常識化されているレジ袋の有料化やエコバックの普及のことです。

友人の地方では、レジでマイバックを出して「レジ袋を要らない」というとポイントがもらえると話していました。そのときは、なにげなしに聞き流してしまいましたが、ポイントがもらえるってどういう意味だろうと思い、話を戻してみてその発言の理由がわかりました。

つまり、レジ袋は何処の地方でも有料というわけではなく、地方によっては「もらわないようにしましょう」という呼びかけやポイント還元運動をしているだけで、レジ袋はあくまでも無料のところが多い、ということです。

今や、うちの県ででレジ袋を無料化にするということはできないと思いますし、人々はそれほど不便や苦労を押し付けられているわけでもないので、現状が常識として続くと考えられます。

レジ袋の有料化というのは、便利の象徴として考案されたものであるにもかかわらず、便利さを追求して進化していった社会システムを、ささやかながら昔に戻してみんなで考え直してみた実例といえます。

私たちの身の回りには、原点にかえってみることで生活スタイルをチェンジできるものが他にもあるのではないか、と思います。

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