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2012年2月25日 (土曜日)

貨物列車のゆくところ

仕事の帰りにいつもの列車より少し遅く帰ると、私の降りる駅に長い長いJR貨物が行き違いのために止まっている。何両あるのかは暗がりなのでわからないのだが、ホームの端から端までかかっているように思う。切符を車掌さんに渡して跨線橋の階段を上って向こうのホームへとおり始めると貨物列車はゆっくりと動き始める。

いくつも並んだコンテナが徐々に加速しているのを見ながら、車両の繋ぎ目に小さなデッキがあることを見つけた。手すりがついているけども、ホームから飛び乗ろうと思えば簡単に移れそうだ。

高校時代に伊勢市駅に入ってくるJRの客車には扉がついていたが、走りながらでも飛び乗れたのを思い出したし、子どものころに見た客車にはやはり小さなデッキのようなものがあった。手すりにもたれて走り行く汽車からさようならを叫ぶようなシーンを思い浮かべてしまう。

さて、このデッキにもしも飛び乗れたら、私はJRの行くところに気ままな旅を始めることができるのだろうか。

少し悪戯をしながら、誰にも見つからずにタイムスリップするようにどこかに出かけて行けるという夢のようなコンテナ。しかし、出かけた先には無限の束縛や規制が待っている世の中だから。このまま家に帰って黙って座れば水割りが出てくるのも悪くはないか。

寝床に入ってからも、デッキで揺られている夢を見た。私はどこに行きたがっているのだろうか。

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