2018年1月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
フォト
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想
無料ブログはココログ

« 7月の落書きから その2  ─ とける | トップページ | 島尾敏雄 出発は遂に訪れず/死の棘 »

2011年7月31日 (日曜日)

7月の落書きから その3 ─ 朝

--

昔、信州の名もない高原の
名もない森で朝を迎えたことを思い出している。

鳥が鳴き
朝日が空の片隅を赤く染め始め
冷気が私を包み込んだ。

あらゆることへのかかわりから開放された錯覚を
幸せと勘違いしていたのかもしれない。

それは死の淵にいる自分を見つめている時間でもあった。

森はただならぬほどに騒々しいのに
それを静寂と記憶している。

霧が森を揺らしていたかどうか。
記憶にはない。

(7月27日)

---
これを書きながら
ひとりの人を私は思い出していた。

今も昔も
おそらくあの森の景色に変わりはないのだろうけど。

いや、
ただそれだけのことだ。

« 7月の落書きから その2  ─ とける | トップページ | 島尾敏雄 出発は遂に訪れず/死の棘 »

【イマージュ】」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/46088/52358410

この記事へのトラックバック一覧です: 7月の落書きから その3 ─ 朝:

« 7月の落書きから その2  ─ とける | トップページ | 島尾敏雄 出発は遂に訪れず/死の棘 »