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2011年6月15日 (水曜日)

水無月に、質素で慎ましやかさを考える ─ 六月編

■巻頭

つい先ごろ新年が明けたばかりと思っていたのですが、早いものであっという間に半年が終わりそうです。水無月の22日に夏至を迎えて、それからは本格的な夏になります。

今ごろの時期を水無月と呼ぶのは、降り続く雨のせいで天に水がなくなるからだという説がある一方で、旧暦の水無月は梅雨が明けて水不足の時期だったとする説もあるようです。何れの理由であっても、しとしとと降る雨が草木を濡らす6月にはよく似合う名前だと感じます。

京都では、6月下旬になると和菓子屋さんに水無月というお菓子が並びます。忙しい忙しいと言っている間に過ぎて行った半年間に積もった疲れをこのお菓子をいただいて癒しつつ、またこれから訪れる真夏の暑さにも負けずに健康でありたいという願いを込めるのだと京都の人は言います。暦月の名をあしらい、京都北山の氷室から切り出した氷をイメージさせた質素な和菓子が、京都の人であれば6月下旬に必ず食べる水無月という和菓子になっているというわけです。

中古の歴史に想いを巡らせば、雅やかにも思える宮廷の暮らしですが、実は非常に質素で慎ましやかなものであったのかもしれません。電力事情が危ぶまれるニュースが飛び交うなかで、ツル植物やスダレの売れ行きが好調という声も聞こえてきます。皆さまの間でも暑い夏を迎える準備は着々と進んでいるようです。

風鈴を復活させて、渦巻の蚊取り線香を買ってきて、縁台を出して薄縁(うすべり)を敷いて、夜空を見上げながら、ちょいと冷たいビールでも……といきたいところですが。おっと、ビールを冷やせる冷たい水の湧き出る井戸は、生まれ故郷の山の中あたりまで行かねば見当たらないかもしれませんね。

■あとがき

地産池消、旬産旬消を実践しようと心がけていると、自ずと旬とかかわりが深くなってきまして、俳句を読んだりするのもちょっとしたの愉しみになってきます。

お気に入りの1人に藪ノ内君代さんという人がいます。彼女の句集「風のなぎさ」のなかにとても素敵な句があり大好きなものをいくつかお借りします。

(藪ノ内さんの句から)

 つれだって歩くのが好き柿の空
 白菜がごろんと二つ考える

という句に触れ暮れゆく年を送り決意を新たに新年を迎え

 春は名のみの鯛焼を頭から
 たんぽぽの井戸端会議に参加する
 花嫁をみんなでのぞく桜草
 海苔巻きの端っこ好きで小春日で

という具合に春を迎え、

 母さんが父さん叱る豆ごはん
 わたしだらだらかたつむりぐずぐず

に出会って、細やかな共感を抱きながら夏を迎えようとしています。

夏になると、生き物の講座などに活気が出ます。
自然エネルギーや生物多様性のことをじっくりと考えてみようかな…と考えています。

 

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コメント

Lisaさん。ありがとーーー。コメント。

東京のマンション暮らし。
あこがれますけど、夜になっても暗くならないのは苦手かも。
日が暮れたら道路にはヒトがいない・・・・というところに暮らしてますから。
スローです。

うっとこは、庭は広いですけど雑草がいっぱいです。
雑草研究ができそう。

ねごさん>お久しぶりです。
昔風で自然な生活が大好きな私も、東京ではマンション暮らし・・・weep
少しでも緑をと思って、グリーンカーテンにするために流行りのゴーヤーを植えました。キューリやトマト、イチゴも! 紫蘇はどんどん育つので、冷奴や納豆、蕎麦やうどんの薬味に事欠きません。ミョウガの苗も買ってこようと思っています。

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