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2011年6月22日 (水曜日)

続・人間の手に負えない、を考える

「人間の手に負えない」という言葉は、何度繰り返して言ってみても重みがある、と感じる。この重さを感じられるような人であって欲しい。(国民は)

先日の日記コメントの最後にも書き足したが、放射線がどこからどのように出てきているのか。そのことを何ら明確に示すことなくして、放射線レベルの数値だけでバカ騒ぎをして、世間を不安に陥れているメディアと行政サイドの責任は重い。重さを分からないでいることがまた情けない。

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原子核反応を利用した発電所も、山に降り注ぐ水を貯水したダムも、施設の中にたまったエネルギーは最終的に電気に変化してゆく。

エネルギーとしてたまっている姿は、水のほうが怖いのかもしれない。ダムが決壊したら下流の住民や村は流され生きるための生産拠点を失ってしまう。水は怖い。しかし、人間は水と原始時代から付き合ってきたし、ナイルの下流で文明を誕生させた人々はこの水を手に負えるものとして利用してきた。

原子核の反応を利用する施設は、水の貯まったダムと同じかもしれない。決壊しても住民が避難し、その後、対策を講じれば村が蘇るのか。原子炉というダムからもれた放射線は、いまだに、どのあたりからどのように漏れて、下流に(付近地域広域に)どのように拡散するのかさえ明確にできないままでいるのだから、これは「人間の手に負えない」と言わざるを得ない。

(放射線が)「手に負える」ようになるという根拠も残念ながら何処にもなく誰も示せない。むしろきちんと考えれば考えるほど、水を張ったダムとはある意味で同じ形での電力開発施設でありながら、根本的に違っていることが分かってくる。こういう違いに「根本的」という言葉を使い、「手に負えない」という判断をするのだ。

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いったいどこまで、自分たちの不自由さを取去って満足すれば、人間はひと息つくのか。

節電節電とバカ騒ぎする人たちの意識の中に、もっと不自由を我慢する心を復活させることから始めねばならない。

難しくない。

旬のものを旬の時期に食う。
明るくなったら起きて、暗いときには活動しない。
店も閉める。
自動販売機も電気も消す。
(なぜ「自動」のものが必要なのか、どれだけ自動化が必要なのかも見直さねばならないのだが)

何が悪かったのかな、と真剣に考える。
成り上がりの豊かさかな。
国民が魔術にかかったまま、醒めることはない。

これも「手に負えないもの」のひとつか。

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続・人間の手に負えない、を考える

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