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2011年5月18日 (水曜日)

エネルギーを考える Ⅱ

暮らしの中にエネルギー。そういう言葉があって電力会社がオール電化を推進するのに使っていたような記憶がある。事業者としては間違いではないし、否定をするものでもない。ムスメが就職するときに反対をした会社もあるが、電力会社なら反対はしなかっただろう。

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電力は、これからのものなのか。
またはエネルギーとして、未来があるのか。

これには解決しなければならない課題がある。
資源は限りなくあるわけではなく、化石エネルギーは、40年余り、天然ガスで60年、石炭で200年。ウランが60年。
(環境科学者の諸説によりますが、通説として採用します)

せっかくですから数字に強くなって、覚えておくといい。

--

なくなったらどうなるか。

対策を打たなければ、エネルギーとしてなくなるのだから、それで電気を起こしていたら電気が消えます。

これは、間違いないことです。化石燃料が想像よりも長く採掘できることはありますが、いつかはなくなることは、地球の構造を考えるだけで自明。

--

代わりは?

・太陽光
・風
・バイオマス
などがもっとも有力。

地熱も半耐久的に有効。

今注目されているバイオマスはまさに地球を救えると思う。

--

太陽光線を電気に変換することだけを取り上げてみると、例えば、光-電気エネルギー変換素子が今よりも50分の1の価格で生産可能になるとすると、その辺の壁には太陽電池パネルがペタペタ貼ってある状態になります。

熱や光エネルギーが電気に変換されるので、パネルを貼った物質は熱くなりません(家屋、車などは冷却する手間も省ける)

その辺で電気が起こせるので、前に触れた【分散エネルギー(供給)システム】を一般化させれば、電気は中央の発電所で作るのではなく、至る所にある発電施設で作れますしそこから供給できます。

フィットネスクラブの運動エネルギーが電気エネルギーに変換され、会員は働いて割引をもらい、電気は市民へ、という絵が描けることになる。

--

自動車会社や電力会社は、事業の範囲や形を100年200年先を見通して構築しなおす必要がある。

そのためには、国家プロジェクトとして電力を見直す必要がある。

--

・・・のだが、そんな思い切ったことはできないから、永遠に電気で悩む社会と付き合うことになるのだろうな。

私は先にこの世を去っていますが、できる限りのことはしたいとは思っています。

だから、1700年代にボルタによって電池が発明されますが、そのころにまで暮らしを巻き戻してこれからの電気との付き合い方を再構築しなければ解決しない、と思うなあ。
(たった300年ですぞ)

国民は、もっと、物理と科学の歴史を勉強しなければならない。

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» 原理的なところで人間の手に負えない [- Walk Don't Run -]
6月14日の天声人語が、池澤夏樹さんの「核エネルギーはどこか原理的なところで人間の手に負えないのだ。それを無理に使おうとするから嘘で固めなければならなくなる」と連載小説の中で述べた言葉を引いている。素晴らしいこの言葉には、幾つもの論理が隠れている。少し紐解いてみる。 昔、物理学の講義で先生がテキストを片手に「このテキストは薄っぺらいですが中身は5倍も10倍も濃いんだ。行の間にいっぱい大事なことが隠れている」と仰ったその言葉が痛烈に残っている。「物理学」とはそう言うものなのだということであり、「学ぶ」... [続きを読む]

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