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2010年10月 3日 (日曜日)

阿川弘之


阿川弘之 春の城

阿川弘之という人は、私が戦中文学というものに興味を持つきっかけになった人かもしれない。原民喜や島尾敏雄 、梅崎春生とともに、どっぷりと毎日、浸るように読み耽った。

ある意味で、このように読み耽ることが必要で、私にしたら戦争は仮想の時代なのだが、そこへと招き入れられて、彼らと同じように青春を過ごしてみるということは、大切なことであったのだと思う。

戦争は異常な時間であった訳ですが、そのドキュメントに似た体験は、幾年の時代が過ぎても必須のことで、どれほど今の時代の人が幸せで何不自由なく暮らしていたとしても、せめてこのような文学で対面しておいてもいいと思う。

阿川弘之は、ある意味ではエリートで、私たちとは別世界の人であったのであろうと思いながらも、その戦争時代の体験はあまりにも悲惨で悲しすぎるので、多様の反発は感じながらも、貧しかったその時代を私に教えてくれたことに感謝する。

小説とは、とにかく、きちんと作文が出来ていることが大事で、その綴り方の中で読者を動かす。阿川弘之の文体は小説の原点にも戻るようなもので、常にクールであった。小説とはこういうのを言うのだと教えてくれた一冊でもあった。

| 2010-05-17 21:39 | 読書系セレクション |


山本五十六  阿川弘之著

簡単なレビューは上巻で書きました。「コタツで読書」シリーズで書いたもので、少しでも若い人に歴史上の人物を知ってほしいと思いました。2005年ころのことです。

山本五十六 (上・下巻) 新潮文庫 阿川弘之著

NHKのそのとき歴史が…で登場したからとか、本屋で高く積まれていたとか、そういう単純なきっかけで読み始める。
おそらく、読んで良かった、という本の代表作かも知れない。坂の上の雲(司馬遼太郎)が注目を集めているようですが、それを読んでから、こっちを読んでもいいでしょう。または、阿川作品を何冊か読んでから、山本五十六でもいいでしょう。他の阿川作品とはちょっと味が違いますが。

高校生の、受験前の学年くらいに読むとか、大学生の教養課程のころに読むとかいう人が多いかな。
宮本武蔵(吉川英治)でも竜馬がゆく(司馬遼太郎)でも、じっくり腰を落ち着けて読むのがいいです。そんなに面白いところばかりではないけど、味がある作品で、自分に大きく影響しているのがわかる。

ちかごろは、お笑い芸にしても瞬間的にぱっと燃えるものばかりで、落語や講談のような芸術的な笑いというモノがカスレテきています。
それを否定しても始まらないけど、愉しむ側はそんなモノに同化されずに自分の「愉しみ術」のようなモノをしっかりと抱かねば、やがてこういう世界は腐って行ってしまう。

読書も同じで、自分を読書家だと潜在的にでも自負する人たちはいつの時代からでもあるのですが、本質的な点で自己満足になって腐らないためにも、いい作品、ホンモノ作品に出会えることが必要ですね。

------

コミュで書いた紹介文を。

◆ 阿川弘之著 山本五十六
を、まず最初に書こうかなと考えていました。
12月ころでしたし、真珠湾攻撃を勉強してみるのもいいだろうと思っていたからです。

きょう、くしくも、本日に防衛庁が防衛省と名前を変えることになったのですね。


山本五十六という人は、最後まで日本が合衆国(合州国)との戦争を始めることに反対をした人でした。合州国の凄さを実感としてして知っていたのでしょうね。

戦闘で怪我をした軍人さんを見舞うときも、いかなる区別もなく真摯に熱く握手をして、元気付ける言葉を投げかけていたいうようなくだりを読んでも、我々が先入観として持っている軍人としてのイメージは間違いであり、最後まで開戦に反対をした人。
時代の先を読んでいた人という点が伝わってきます。

小説は事実と必ずしも一致しているとは言い切れないのかもしれませんが、故意に重要なところを捻じ曲げて作品にはしていないと思います。

歴史を学ぶことで厚みを持ち、人物を知ることで読者は自分に磨きを掛けることができる。
そう思います。

--------------

「コタツで読書」シリーズで書いたもの。
2005年12月12日のメモから。

山本五十六 (上・下巻) 新潮文庫 阿川弘之著

先日、NHKのそのとき歴史が…でしたか。あれを見て思い出しました。

25年程前に読んだ本ですが、若いときに読めてよかったと思っています。

名著に出会ってください>みなさん

| 2009-04-18 11:52 | 読書系セレクション |

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