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2010年9月19日 (日曜日)

秋の夜長に考える

ギターをその辺に仕舞ったはずだ、よし!出してきて弾いてみようか。

そう思う。真夏の夜には決して思い浮かばなかったことだが、秋ならではの頭の巡りなのかもしれない。ヒトの体温は36度として、その20%ほど減衰ししたポイントあたりを境に、血の巡りが良くなるのかもしれない。

うそうそ。
こんな仮説はありえない。
だったら、気温がマイナス域に達したら、血の巡りは無限大になることになる。


▼さて、台風情報を見ていたら街路樹が倒れている様子がTVに映り、飛んで来た物に当たってガラスが割れたと報じていた。これが、縄文時代なら、街路樹はなくガラス窓も無い。樹木は自然に逆らうことなく生え風が吹けば倒れて、日が照れば生い茂るのだし、割れるガラスも風に吹き飛ばされるモノもない。自分たちの考え出したものに自分たちが痛めつけられて、またその償いや補修を繰り返す。いつか何処かの境目でヒトの作った文明が変曲点を迎えたことになる。

▼溢れかえる高速道路の車をみながら、自分もその中の一台に混じりながらも、思うことがある。どうして政策は高速道を無料にしたり千円などという筋の通らない価格にしてしまったのだろうか。

▼交通の活性化で観光や産業の活性化は確かに予測できたが、あまり定量的な評価も出来ないままかもしれない。一方で交通渋滞も予測できたものの、排出するガスや無駄に棄てられてゆくエネルギーがそこに発生することもなかなか定量化できずにいる。さらに目に見えないところで、というか明確になっているところもあるのだが、公共交通機関利用者の減衰、経営不振、最悪は廃業倒産も起こっている。

▼何故に、新幹線利用者から市内の循環バスレベルまでの公共交通機関利用者にポイントをつけて還元するという政策案が生まれなかったのだろうか。発案は無かったのだろうか。

▼道路の整備に莫大なお金をかけるのはもうこの世紀でオシマイにしてしまい、集中化した都市構造の分散化に知恵を絞り、中規模のエリアの中での都市計画をしっかりすれば、自家用車による交通はその地域でひとまとめにでき、完結することが可能で、それ以上の移動は公共交通機関に委譲すればいい。中核都市の公共交通機関ターミナルには自家用車と接合インフラを構築してゆけば、住民の生活も環境も産業も活きた地域が完成すると思うのだが。

▼今からでも遅くない。高速道路の無料化を見直して、公共交通機関の利用者にポイントをあたえるような、まったく今までに無い着想を提案して練り上げなければ、改変はありえない。
(それと同時に、家電会社や自動車会社がチヤホヤされるだけのおかしなポイント制度も即座にやめてほしい。)

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