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2010年9月23日 (木曜日)

帰り際いつもあなたに言いそびれ

言いそびれ。

そう、
言いそびれたままで、ほったらかしにしたことや
諦めてしまったことがいくつかある。

まあいいか。

+

はてさて
私はかの人に何を言いそびれたのであろうか。

まさか、好きです、ではあるまいし、
今度いつ会えますか?でもなかろう。

オトコってこんな別れに何を言うのか。
元気でね、くらいしか思い浮かばない。

+

ところが
月日が過ぎると、

あの夜は満月が綺麗でしたね
僕はあなたとこうして月を見ているときが嬉しいです
などと、嘯いてみたかったかも、などと苦笑する。

+

月は静かに雲をかき分けて空を悠々と泳いでいるように見える。
真冬の月のように高く上がらないから
秋の月はいつまでも見上げておれる。

雲に隠れたときに引き上げればいいものを
また出てくるのを待っている。

そう。
私は待っているのだ。

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