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2010年9月15日 (水曜日)

福永武彦のこと 銀マド(日記系セレクションから) 2009年篇 


さいきん・・・福永武彦「草の花」

2009年10月08日

通勤列車の中で
ノラや (内田百閒)
を読んだりして
いわゆる、
まったり通勤をしてますが

つい先ごろ
なんだか、
じわっと来る
アツク迫るような
そう
朗読者が口に苦いモノを挟んでしゃべり続けるような文章を
読みたくて

寝床に
福永武彦を
持ち込んだ。

その本は
草の花。

ねえ
僕が声に出して読むから
キミは
黙って聞いていなさい。

(実体のないキミに語りかける)

どこに魅力があるのかわからないけど
いや
上手くいえないけど

抹茶色に日焼けしたこの
「草の花」も
僕の青春時代に
どどどどと僕を
この世界に引き込んだのだった。

全然違う感動で
味わっている。

オヤジになったなと思いながら。
若いころは何を読んでいたんだろうか、
少し恥ずかしくなりながら。

相変わらず
3行読んで
2行もどる。

福永武彦。
無条件で
好きみたい。

| 2009-10-08 10:13 | 日記系セレクション |


早や夏秋もいつしかに過ぎて時雨の冬近く

いつも、同じ季節になると同じ言葉を思い出し、どこらあたりに書いてあったかとページをめくる。

折り目がつけてあったり、印が書き入れてあるわけではないが、真っ暗闇で手探りでモノを見つけるようにぱらぱらとめくると、見つかる。

この一節との再会は、昨日であっても明日であってもならない。
今日という秋の一日であるから、しみじみと読み返せるのだ。

(以上、mixiでの日記コメント)

--
福永武彦、忘却の河、昭和54年7月15日第17刷280円の96ページにありました。
過去にもこのブログで二つほど出てきます。(一つ目、二つ目)

10月の下旬ですね。

| 2009-10-27 09:05 | 日記系セレクション |

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