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2010年8月 4日 (水曜日)

出発は遂に訪れず 島尾敏雄著

出発は遂に訪れず 島尾敏雄著



島尾敏雄という作家を私は知りませんでした。しかし、この人に出会ってから私は梅崎春生、原民喜、武田泰淳・・・と読み継ぐようになります。
戦後文学というのかね。結構、没頭しましたね。

「出発は遂に訪れず」という作品は、自分の命と爆弾を一緒にして相手の戦艦めがけて激突するという、実際にあった日本軍の作戦に参加した島尾敏雄という人の記録なんです。短い作品ですが細かい気持ちなどが綴られています。名作です。教科書にも取り上げても良いレベルのものであることは間違いなけど、内容が内容だけに厳しいのかもしれません。

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先日、石川達三さんの語りを再放送でNHKでやってました。

私が学生時代を過ごしたころは、石川達三や福永武彦、伊藤整、坂口安吾などを、見てくださいといわんばかりにブックバンドに縛って持っていた人がいましたね。
社会派というのは「学の象徴」のようなプライドというか信仰というかね、そういうのが学生の間にもあったのですよ。

これは歴史的に見ても必要なことで、現代学生に立派に要求してもしてもかまわないことではないかと私は思っています。

今の学生さんがそういうものを(そういう文学を)あまり好まないとしたら、----いえ、そんなことは決してないと思いますものの----、何かの機会に無理をしてでも読まれたほうがいいと思います。平家物語や百人一首も大事ではありますが。

そんな意味合いも込めて、私は読書系で、この会議室が消滅するまでに必ずこういう時代の皆さんの作品をいくつか紹介しておきたいと思っています。

「あさどく」のスレッドで紹介して少しでも多くの人に読んでもらいたいです。
何冊か紹介してゆきたいと思います。


| 2005-03-24 22:04 | 読書系セレクション |

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